キリエのうたの感想や評判は?泣けるような辛い重い映画なのかやばい内容なのかについても調べてみた

映画『キリエのうた』 が、アイナ・ジ・エンドさん主演で2023年10月13日公開されます。
原作は、岩井俊二さん書下ろしの小説で今回、映画監督としてメガホンを取りました。
既に、小説で読んでいた人や今回の映画公開を知ってから小説を読んだ人、そして試写会で一足先に映画を観た人まで、総じての感想は「重い」「辛い」「泣ける」など評判がいいようです。
中には「やばい」という人も少なからずいます。
そこでここでは、映画『キリエのうた』の感想で、「やばい・重い・辛い・泣ける」という評判について、詳しく調べてみました。
Contents
キリエのうたの感想や評判は?
映画『キリエのうた』を小説で読んだり、一足先に試写会で観た人の感想は、「面白い」「もう一度観たい」など、比較的評判が良いものでした。
その中で「重い・辛い・やばい」という感想を持つ人も一定数います。
ここでは、この映画の感想や評判について探ってみました。
キリエのうたの感想や評判は?
映画『キリエのうた』の感想や評判を、SNSやレビューサイトなどで調べてみました。
この映画では、日本で実際に起きた『東日本大震災』という衝撃的な内容が含まれています。
キリエのうたの感想
ここでは『キリエのうた』の小説を読んだ人・試写会などで映画を観た人の感想で、特に目を引いた内容の感想を要約して、ご紹介します。

女の子と女の子とか、風景を広く撮ったり、歌を中心に添えたりとか…まさに岩井俊二ワールドだなぁと感じました!
紛れもない、岩井俊二さんが作られた作品だということが伝わってきます。

見応えのある音楽をテーマとした映画でした。
途中途中で震災の描写があるけど、重いとは感じませんでした。
何よりも主演のアイナ・ジ・エンドさんの歌や歌声が本当に素晴らしくて…歌声に涙しました。

映画を見る前に、もう一度原作を読み直してみようと思います。
『キリエのうた』の世界に浸りながら、映画のスクリーンで見る4人を楽しみにします。
早く4人に会いたいし、キリエの音楽に触れてみたいです。
もともと岩井俊二さんワールドにハマっていた人たちが、評判を挙げていることは確かですね。
そして、人を惹きつける転生の歌声を持っているアイナ・ジ・エンドさんの起用で、ますます映画への興味を掻き立てられているのでしょう。
キリエのうたの評判
『キリエのうた』の評判といっても感想と被る部分もあるのですが、やはりこの映画を「また観たい」と思うか「小説だけでいい」と思うかで、評判が伺えるのではないでしょうか。
そのような観点から、見てください。

出典元:https://www.instagram.com/
今回の映画では、なんといっても俳優としての実力が目立ってきているSix TONESの松村北斗さんです。
この映画を観たら、「確かにアイドルだけにしておくのはもったいない」と感じる人が多くいそうな気がします。

ほくちゃん(松村北斗)、この役のあと、精神病まなかったのかなって心配になるくらいだった。
という、口コミもあったくらいです。
ますます映画観てみたいですね。
泣けるような辛い重い映画なのかやばい内容なのかについても調べてみた
映画『キリエのうた』は、2011年に起きた『東日本大震災』が発端で物語が展開していくのです。
主要な登場人物4名の13年の人生が描かれています。
- キリエ/路花(るか):アイナ・ジ・エンド
- 潮見夏彦:松村北斗
- 寺石風美:黒木華
- 一条逸子/イッコ/真緒里:広瀬すず
この映画は、東日本大震災の映像も流れるということです。
100年に1度といわれる大地震だけに、「泣ける」人がいるのも当然でしょう。
キリエのうたは泣けるほど辛い・重い・やばい内容の映画なの?
新宿で生声とギターで歌う路上シンガーソングライターのキリエ。
彼女は歌うことでしか、ほとんど声を出せなくなっていた。
しかし道行く人は、キリエの歌に足を止め、投げ銭をしてくれる。
そんな中、キリエの歌に足を止め1曲リクエストする女性が現れた。
リクエストされた歌をキリエが歌い終わると、その女性は多額の投げ銭をしてきた。
この女性はキリエのことを「路花/るか」と呼んだ。
それで、彼女が帯広の高校の先輩で友人の広澤真緒里と気付いた。
彼女は自分を「イッコ」と呼ぶよう言い、キリエのマネージャーを申し出る。
真緒里は、生声で歌っていたキリエにマイク・アンプ・衣装などを用意し、徐々に規模の大きい路上ライブに仕上げていった。
真緒里は高校時代に潮見夏彦に家庭教師をしてもらっている。
そのとき、夏彦が真緒里と同じ高校のキリエを自分の妹だといい、話し掛けてやってほしいと真緒里に頼んだことで、真緒里と路花が知り合うきっかけとなる。
夏彦は仙台の高校で路花の姉・希(きりえ)と交際し、結婚の約束を交わしていた。
そんな中、東日本大震災が起こり、石巻にいた希と希の母・呼子が津波に巻き込まれ行方不明に。
それ以来、夏彦はずっと希の姿を追い求め探し続けていた。
夏彦は医大に合格していたが進学を諦め、石巻でボランティア活動する。
震災から2ヶ月、古墳公園の木の上で生活していた当時9歳の路花を藤井寺の小学校教師・寺石風美が自宅で保護していた。
風美はSNSで路花が夏彦の関係者らしいと考え、夏彦に連絡。
夏彦はすぐ藤井寺に駆け付ける。
夏彦と風美が路花を児童相談所に連れて行くが、相談所が夏彦と風美と路花に血縁関係がないことを理由に、断りなく路花をいきなり一時保護所に送られる。
その後の処遇を個人情報だからと一切教えて貰えなかったが、後になり路花が宮城県にある「あおば子供の家」に中学までいたことが分かる。
その後、夏彦は北海道の十勝畜産大学に進学し、牧場の仕事をしていた。
路花も帯広の高校に進学したとDMで伝えてきていたが、里親とうまくいかなくなった路花が、夏彦の家にやってきて2人で暮らし始める。
そんなある日、宮城の児童福祉司・沖津亜美が男性の児童福祉司2人と路花を里親の元に連れ戻す。
そのため、夏彦と路花は会うことがなかった。
年月が経ち、キリエと同居していたイッコが結婚詐欺事件を起こしたことで、新宿警察署から連絡を受けた夏彦がやってきて路花と再会する。
キリエの音楽活動に協力していた松坂珈琲たちが企画した「路上主義・新宿中央公園フェス」には、いろんなバンドやボーカリストが参加し、11月の連休に開催。
しかし、近隣のホテルや住民から苦情が寄せられ半日で中止。
丁度キリエバンドがステージに上がったときに中止が言い渡されるが、メンバーが鳴らし始めたイントロが「憐みの賛歌」となり、キリエがマイクを握り会場中に歌声をとどろかせる。
キリエのうたは辛い・重い映画?
夏彦は、震災に巻き込まれた路花の姉・希から震災前に妊娠を告げられていました。
当時、高校生の夏彦には衝撃でしたが、悩んだ末、子供の父親になると決心します。そんな中での震災発生でした。
希と希の母が行方不明となったことを知った夏彦は希の姿を探し続けますが、どこか「安堵」している自分にも気付いています。
そんな自分に罪の意識を感じ、依然として希の姿を探し彷徨い続けているのです。
キリエのうたはやばい内容なの?
映画『キリエのうた』を「やばい」と表現するには、実際に起きた災害が出ただけでなく、登場人物が抱えた心情が痛いほど伝わることにあると思います。
そして劇中で何度も響き渡る、キリエことアイナ・ジ・エンドの歌声があまりに「キリエ」を見事に表現していました。
その歌声もまた、やばいほどに切なくそれでいて美しかったのです。
アイナ・ジ・エンドさんは、今回の映画のために6曲を自ら製作しました。もともとの持ち歌を映画に流したわけでなく、映画のために曲を作ったのです。
それも、今回の映画が「重い・辛い・泣ける・やばい」映画になったのは間違いないでしょう。
そして、アーティストでありながら罪の意識に打ちひしがれる夏彦を演じた松村北斗さん。
彼の演技も、もう演技ではなく夏彦そのものでした。この役で、俳優としての地位を築いたといっても過言ではないでしょう。
キリエのうたのまとめ
今回は映画『キリエのうた』の感想や評判について、幾度か挙げられていた「やばい・重い・辛い・泣ける」が、かなりのキーワードになっていました。
そのため小説を読んだために映画も見たいけど、やばいくらいに重い内容と、泣けるストーリーに映画を観れるか心配する人もいました。
このことからも、映画『キリエのうた』の感想や評判が泣ける映画であることを示しています。
あなたにとって、どんな「やばい」映画になるか劇場で試してみてください。