まなみ100%映画はどこまで実話?川北ゆめき監督の恋心は報われたの?

映画『まなみ100%』は先行上映ということで現在、都内では「新宿シネマカリテ」など特定の映画館で全国上映が決定しています。(本公開は2023/9/29)
ごく現実的な映画に時折出てくるのが「この映画は実話なの?」という疑問です。
「実話ならどこまで?」と、人気映画ならよく聞くことでしょう。
川北ゆめき監督のこの映画は、実際ほんとうに実話か、そしてどこまでが実話なのか。
今回は映画『まなみ100%』の川北ゆめき監督に焦点を充てて、映画製作の背景を追ってみました。
Contents
まなみ100%映画はどこまで実話?
どこか懐かしいような甘い青春映画といった印象の映画ですが、ここに登場する高校生の男女、実は監督である川北ゆめきさんの実話だったといいます。
そんな川北ゆめき監督の高校時代について、紐解いてみましょう。
映画は川北監督の高校時代の実話だった

出典元:https://nbpress.online/
本名 | 川北ゆめき(かわきた ゆめき) |
生年月日 | 1994年7月16日:29歳(2023年現在) |
出身地 | 神奈川県 |
職業 | 映画監督・脚本家・映像作家 |
主な作品 | 『変わらないで。百日草』(2017年)監督・脚本 『満月の夜には思い出して』(2018年)監督・脚本・編集 『まなみ100%』(2023年)監督・編集 |
29歳という若い監督さんですが、大学時代から映画製作に打ち込んでいました。
川北監督は、『中央大学映画研究会』に所属し、映画・映像製作や上映会といったさまざまな活動をしていたのです。
今回の映画に登場する高校生の2人の男女は、高校のクラブ活動である「器械体操部」の同級生です。
この映画の大まかなストーリーを見てみましょう。
自分らしさを大切にして生きてきたボク(16~26)は、平凡が嫌いで自分が興味のあるものだけを大切に生きている。
一方、高校の同じ「器械体操部」のまなみちゃん(16~26)は、平凡その物といった感じのボクとは真逆のタイプ。
普通なら好きになり得ないタイプなのに、ボクはどうしてもまなみちゃんが好きだった。
どうしてこんなに好きなのか、実は10年経った今でもわからない。
そんなまなみちゃんを追いかけた10年間を追走していく。
16歳~26歳までのまなみちゃんとボクとの10年間を描いた作品です。
映画の登場人物である「ボク」の名前は「山南くん」。なんと読むのか「やまなみくん」?でしょうか。
しかし、映画では一択して「ボク」という表現が展開されているようです。
同じく「まなみちゃん」は、実際の名前だったのかどうかは分かりません。
実際の名前だったら、本人に名前を使うことの許しを得るべきかもですね。
その辺に関する情報は今のところ分かりませんが、山南くんが川北くんでないことを考えても、やはり実名ではなく役名である可能性は高いです。
「ボク・山南くん」を演じるのは、青木柚(あおき ゆず)という元子役の俳優。
そして「まなみちゃん」を演じるのは、中村守里(なかむら しゅり)で、元ラストアイドル一期生の女優。
「山南くん」とは真逆のタイプの「まなみちゃん」とは、いったいどのような女の子だったのでしょうか。
川北監督が恋したまなみちゃんってどんな子?
映画『まなみ100%』で「山南くん」が恋焦がれた同級生「まなみちゃん」とは、どのような女の子だったのでしょう。
先行上映中なので、現在のところ「知る人ぞ知る」という感じになっていると思われます。
本公開前なので、現段階では非常に登場人物の人物像というのが不透明です。
せめて、「ボク」の真逆のタイプのまなみちゃんを好きになった理由だけでも知りたいところ。
口コミで見るまなみちゃん像

出典元:https://www.manami100-movie.com/
ここでは、映画に登場する「まなみちゃん」について、twitterなどのSNSでその人物像を探ってみました。
まだ情報量が少ないのですが、その中でまなみちゃんの人物像がふと垣間見える投稿を選んでみます。
まなみ人物像①:聡明で素敵な女性は、男性のみならず女性でも憧れますね。
まなみ人物像②「やっぱり僕と結婚しよ」と伝え、高校時代のように「ウキウッキー」と反応したまなみを、まなみも本気と捉えたボクに「君は本当に馬鹿だね」というところ、幼くてほわ~っとした印象の見た目と違い意外と大人なしっかりものの女性感がありました。
予告編で見たボクが恋した理由
まなみちゃんの人物像を探るには、動いている映像ならより分かりやすいと思い見たのが、上記のYouTubeです。
この動画の中で初めに出てくる映像で、まなみちゃんが体育館で器械体操をやっているところと思われますが、走り始めている姿をボクが口をポカーンと開けて見とれています。
このときのボクの目には、まなみちゃんが天使が飛んでいるような姿に見えたのかもしれませんね。
「聡明な女性」というのがよく分かる、本当に「本来、女性とはこういうもの」というような印象を受けました。
川北ゆめき監督の恋心は報われたの?

出典元:https://motion-gallery.net/
10年という長い月日の間、たった1人の女性をずっと思い続けるとは非常に素敵なことです。
川北監督の性格ならとうに告白して付き合っていたのではと思いますが、果たして映画での「ボク」はまなみちゃんへの恋心をどう展開していったのでしょうか。
ボクのまなみちゃんへの恋心は報われた?

出典元:https://moosiclab.com/
高校時代からの10年間の物語ということで、私は最初ボクとまなみちゃんの出会いから結婚までのラブストーリーなのかと思っていました。
高校時代のボクはずっとまなみちゃんしか見ていなくて、ずっと告白し続けていて「やっぱり僕と結婚しよ」と言っても、「だって本気じゃないもん」とあしらわれてしまいます。
本気で好きなら、どうしてこのとき本気であることを分かってもらうための行動がとれなかったのかが疑問です。
ボクにはセフレも彼女もいた

出典元:https://pbs.twimg.com/
まなみちゃんに結婚しようとまで言ってたのに、そんなボクにはなんと、セフレや彼女がいたのです。
それでは「本気じゃない」と言われても仕方ないですよね。
セフレや彼女がいても、まなみちゃんしか見ていなかったのでしょうか。
映画の中のボクは、言動がちょっと可愛げのあるようなタッチで描かれていますが、先行上映を観た人の感想としては、男として最低でクズという印象を受けた人が多かったようです。
恋焦がれたまなみちゃんの結婚
そして10年目。
ボク以外の周辺で結婚ラッシュが起き、恋焦がれたまなみちゃんもついに結婚してしまいます。
なんとかする機会はたくさんあっただろうと思うのですが、なぜのらりくらりだったのか。
映画にするほど好きなのにと思ってしまいます。
遊ばないでちゃんとまなみちゃんにぶつかっていけば、もしかしたらまなみちゃんと結婚ということも可能性はゼロではなかったでしょう。
それがなぜ、そうしたハッキリした行動に出なかったのか。
それともまなみちゃんが気付かなかったか、本気じゃないからと真に受けなかったかですよね。
このあたりは、本公開になれば明らかになっていくかと思われます。
まなみ100%のまとめ
今回は、先行上映中の映画『まなみ100%』について、物語の主人公は監督・川北ゆめきさん自身だったということで、実話にもとづいて描かれた作品だということが分かりました。
一般的には、映画の大部分はノンフィクションでどこまでが実話か探す方が大変だったりしますが、映画『まなみ100%』に関してはそのような心配は無用です。
どこまでも監督・川北ゆめきさん自身の実体験が詰め込まれた超衝撃大作でした。
先行上映に漏れた方は、ぜひ本公開で堪能しましょう。