最後まで行く韓国版の映画のネタバレは?ラスト結末も詳しく紹介

岡田准一さん主演のクライムサスペンス「最後まで行く」の公開に先がけて、韓国版「最後まで行く」のネタバレあらすじをご紹介します!
2023年5月19日に映画「最後まで行く」が公開されます。
こちらの作品は韓国で公開された映画「最後まで行く」のリメイク版。
そこで今回は、「最後まで行く」の結末が気になっている人のために、韓国映画「最後まで行く」のあらすじをネタバレしちゃいます!
ラストの結末は特に詳しくご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね!
韓国版【最後まで行く】のネタバレあらすじ紹介!
映画「最後まで行く」アマプラ見放題
— 消しゴム@映画ブログ (@keshigomu_kk) March 22, 2023
日本でリメイクされて5月に公開という事で観ました。
話は分かりやすく面白かった!
コメディとシリアスのバランスが難しい。どう捉えて良いのか?もっとコメディ寄りでも良かったのかも。 pic.twitter.com/rbfOVO8wpt
韓国版の映画「最後まで行く」のネタバレあらすじをご紹介します。
ラストの結末までネタバレしていますのでご注意を!
公開:2014年
監督:キム・ソンフン
韓国で5週連続No.1観客動員数345万人の大ヒット
第67回カンヌ映画祭監督週間招待作品に選出
中国、フランス、フィリピンでリメイク
フランス版「レストレス」は2023年2月にNetflixでグローバル映画ランキング1位
韓国ではけっこう前に公開された作品なんですね。
海外でもたくさんリメイクされているようです!
韓国版【最後まで行く】映画の登場人物
コ・ゴンス(イ・ソンギュン):西部署殺人課の刑事。ひき逃げをし、職場で不正までしている。
パク・チョンミン(チョ・ジヌン):ゴンスを追う屈強な刑事
チャン課長(シン・ジョングン):ゴンスの上司。不正に関わっている
チェ・サンホ(チョン・マンシク):ゴンスの同僚。不正に関わっている
コ・ヒヨン(シン・ドンミ):ゴンスの妹
ミナ:ゴンスの娘。ヒヨン夫婦に預けられている
韓国版【最後まで行く】映画のネタバレ!ラスト結末も詳しく紹介
では、韓国版「最後まで行く」のあらすじ結末をネタバレありでご紹介していきます。
ラストのネタバレを知りたくない!という人は要注意ですよ\(^o^)/
ゴンスの不正とひき逃げ
母親の葬儀のため車を走らせていたゴンスに、勤務先から内部監査が来るとの電話が。
ゴンスをはじめ上司や同僚たちは地元企業から賄賂を受け取っていて、その金を署に隠していました。
金はゴンスのデスクの引き出しにあり、隠そうにも鍵はゴンスが持っているためどうすることもできない署員たち。
母の葬儀そっちのけで急いで署に向かうゴンスの目の前に、1匹の犬が現れます。
犬をよけた直後、フロントガラスが割れるほどの衝撃で何かにぶつかりました!
見ると路上に男が横たわっています。
車から降りて確認すると、男は大量の出血、そしてもう息絶えていました。
ゴンスは焦りながらも緊急通報しようとしますが、折悪くパトカーが近寄ってきました。
慌てて近くのゴミの山に身を隠しパトカーをやりすごした後、ゴンスは死体をシートで包み自分の車のトランクに入れてしまいます!
ゴンスは不安そうにあたりを見回し、その場を去るのでした。

えっ…賄賂にひき逃げ。悪徳警官じゃない!そして死体を自分の車に隠して持ち去るなんてどうかしてる。今のところゴンス好きじゃないわー
検問を切り抜け、署に向かうが…?
ゴンスは死体をトランクに入れたまま署に向かいますが途中で飲酒検問に引っかかります。
酒を飲んでいたゴンスはアルコールチェックを拒否したうえ、先ほどの事故で車のフロントガラスは割れています。
怪しむ警官たちに囲まれ万事休すのゴンス、「自分は刑事だ」と主張するも信じてもらえず死体が入ったトランクを開けられそうに!
ゴンスはそれを制止しようと、警官を殴るわ暴れるわでもみくちゃになり、スタンガンで気絶させられるはめに…。
まぁゴンスが悪いんですけどね。
そこでやっと身元が確認され、解放されたゴンスは再び署へ向かうのでした…。
そのとき署では内部監査が始まっており、ゴンスが隠しておいた金も見つかってしまいます。
チャン課長が現れゴンスを庇いますが地元企業から賄賂を受け取った人物のリストがすでに監査官の手に渡っており、課長以下全員の不正が明らかに。
監査が入るまでに間に合わず、金が見つかってしまったことを知ったゴンスは署に行かず母の葬儀場へ向かいます。
葬儀場に着きしばらくすると、課長をはじめ他の署員たちがやってきました。
不正が暴かれ、共倒れになるわけにはいかないからとゴンス1人にすべての罪を被せようとする署員たちの雰囲気に、ゴンスがキレます。
そんな中、母の納棺の時が迫っていました。

ゴンスの上司、同僚、後輩、全員が不正に関わっていたんだね。それがバレてしまって万事休す!トランクの中には死体もあるし、どうするゴンス!?
母の遺体と一緒に男の死体を隠滅!
母の棺に釘が打たれ、いよいよ納棺のときです。
そのときゴンスにある考えが浮かびました。
さっき車でひいてしまった男の死体を母の棺に入れて一緒に埋葬してしまおうというのです!
なんとか安置室で一人になると、建物内の通気口から死体を運び込もうと画策します。
「娘のために用意した」という風船で監視カメラを塞ぎ、匍匐(ほふく)前進する兵士のおもちゃを使って死体にくくりつけた紐をこちらに引き寄せます。
兵士のおもちゃは娘のミナが持っていたもので、途中で銃を撃つしかけ。
銃のバン!バン!という音や棺の釘を抜く音などで葬儀場のスタッフに気づかれそうになりながらも紐を引っ張り、通気口から死体を運び入れることに成功します。
母の棺に死体を一緒に入れ、釘を打ち直し、通気口の蓋も元に戻してホッとしたのも束の間、棺の中からスマホの着信音が!
棺の中に入れた男のスマホが鳴っているのです。
「頼む!鳴り止んでくれ!」と懇願するゴンス。
なんとかスマホが鳴り止んだタイミングでスタッフが到着し、事なきを得ました。

棺桶の中に死体を入れてしまうなんてすごいことを考えるね!ここはハラハラドキドキの展開部分だよ。
ひき逃げも賄賂も一件落着?
無事に?母と男の遺体が入った棺を土葬し、ゴンスは罪の意識にさいなまれながらも安堵します。
帰りのバスの中で、新しい車のおもちゃで遊ぶミナ。
「兵士のおもちゃを盗まれたから病院の売店で買ってあげた」と、ゴンスの妹ヒヨンは言います。
兵士のおもちゃよりもスピードがあり、銃の音もしない車のおもちゃ。
「病院の売店で買えたのならこっちにすればよかった…」という複雑な思いで車のおもちゃを見つめるゴンスなのでした…。
その後、ゴンスは課長から「監査部は金を押収した後あっさり手を引いた」という報告を受けます。
これは、ゴンスの同僚チェ・サンホが「賄賂の件を大事にさせないために監査部の弱みを掴もう」と画策したからです。
きっと監査部の連中の弱みを何か握ったのでしょうね。
賄賂の問題については一件落着しました。
次にゴンスは、男をひいたときにできた車の傷を隠すためパトカーに自ら突っ込み事故を起こします。
“右折レーンにパトカーを駐車するのは違反だ”ともっともらしい理由をつけて、男をひいたときの事故の傷をカムフラージュすることに成功し車を修理します。
これで一応、ひき逃げの件も解決した…かのように見えたのですが…。

事故の傷をかくすために新たに事故を起こすなんてゴンスの悪知恵どうなってんの!?木を隠すなら森って感じ?
ひき逃げがバレる!?
通常の勤務に戻ったゴンス。
署では、押収した爆弾の威力を試す私製爆弾試演会が行われていました。
遠隔操作ができ、起動させた2分後に爆発するといいます。
爆発の威力も絶大でした。
ある日、殺人の容疑で指名手配されていたイ・グァンミンという男の潜伏先についてタレコミが入ります。
この男の顔を見てゴンスは驚きます!
自分が車でひいて、母と一緒に埋めたのはこの男ではないか?
こいつを調べられるとヤバい…と頭を抱えるゴンス。
チャン課長や同僚のチェらとともに潜伏先に乗り込みますが、当然そこにイはいません。
付近を捜索しようとしたとき、ゴンスが車でひきそうになったあのときの犬を見つけました。
犬が走っていくのを追いかけると、なんとそこはひき逃げをした事故現場ではないですか!
するとそこへ「事故の通報があった」と警官がやってきます。
ゴンスは、自分が起こした事故ではないかと思い探りを入れます。
「ひき逃げで、被害者がトランクへ入れられた」「事故が起きたのは数日前の21日の夜」「通報は公衆電話からで、匿名だった」と答える警官。
この事故は自分が起こしたものだ…!誰かに見られていたのか…!とゴンスは青ざめます。
付近の監視カメラを調べることになり、「自分にやらせてくれ」と主張しますが警官と顔見知りのチェに軍配が上がります。
何が映っていたのか気になるゴンスは、差し入れを届けるという名目で監視カメラの捜査の様子を見に行きました。
監視カメラの映像は画質が悪くてよく見えません。
ゴンスが安心した直後、チェが車の映像を見つけます。
「この車だけブレーキを踏んでる。何かが飛び出してきたんだ」さらに例の犬も映っていて、その犬が何かに注目していることから「何かがあった」と推察するチェ。
そう、この場面はまさにゴンスが男を撥ね飛ばした瞬間の映像でした。
さすが刑事!素晴らしい洞察力です!
日付は21日の夜、黒い車で車種は「ロッツェ」。
「そういえばお前もロッツェに乗ってたな」とチェは言います。
ゴンスは曖昧に返事をしますがナンバーまで特定されそうになり肝を冷やします。
結局ナンバーは特定できずゴンスは難を逃れたのでした。

自分がひき逃げした人物が指名手配犯だってわかった後からのゴンスの表情がジワる。
「お前が人を殺したことを知っている」
自宅で妹のヒヨンと話しているゴンス。
ヒヨンが「今の商いを辞めてトースト店を開きたい」と言い出しますが、それどころではないゴンスは「あとで話そう」と娘のミナの部屋へ行きます。
そのときまたヒヨンが来て気になることを言いました。
「母さんには“男”がいたの?」
占いで「母には男の人がいて、今もそばにいる」と言われたようです。
とてもよく当たる占い師らしく、「他は全部当たったのに…」と首を傾げるヒヨン。
そう、母の隣には今「男」がいますよね。
占い師さん当たってます…。
後日、職場にいたゴンスのもとに電話がかかってきます。
署にかかったきたその電話は「指名手配犯のイ・グァンミンを見た」というもの。
「いたずら電話はやめろ」と電話を切るゴンスでしたが、ゴンスを名指ししてしつこくかかってきます。
「イをどこに連れて行った?」と聞いてくる男。
相手はゴンスがイ・グァンミンを連れ去ったことを知っているようです。
慌てて電話を切りますが今度はスマホに着信、無視しているとまた署の電話に…ときりがありません。
ついにスマホで話を聞くと、相手は「お前がイを殺したことを知っている」と言います。
男の要求は、イを引き渡せというもの。
しらを切るゴンスですが、男はゴンスが別の事故を起こしてうまく車の修理をしたことや母の遺体の埋葬場所まで知っていて、要求に応じないなら通報すると脅してきます。
そのとき相手の背後から聞こえてきた音から、男が近くにいると気づいたゴンスはあたりを見回し探してみると…果たして、電話ボックスにいた男を発見しました。
タクシーに乗って去る男を自分の車で追いかけるゴンス。
カーチェイスののち、車は渋滞にはまってしまいます。
車を降りて走って追いかけるゴンスでしたがタクシーに追いつくことはできませんでした。
そりゃそうだ…。
逃げ切った男が向かった先は、なんと警察署。
制服に着替えた男はいったい何者なのか!?

ゴンスの行動を逐一知っている不気味な男…。いったい誰なの!?
電話の男の正体
勤務中、車の中で悪夢を見ていたゴンスは同僚のチェと後輩のト・ヒチョルに起こされます。
これから、“ヤンジャ山”へ捜査に行くという2人。
ヤンジャ山は母とイ・グァンミンを埋めた場所です。
チェによると、正確な位置はわからないがヤンジャ山でイの携帯電波を検知したというのです!
不安な顔つきで2人を見送るゴンスでしたが、そのときまた「あの男」から着信が。
話をしようと言う男にゴンスはカマをかけます。
相手が死体の場所までは知らないとわかると、ゴンスは「通報すればいい」と大きく出ます。
形勢逆転かと喜ぶゴンスなのでした。
後日、勤務先に1人の男が現れます。
男は突然ゴンスを殴りつけ、「どうして俺の電話を無視する?」と叫びます。
同僚らに制止されると、男は「人違いだった」とゴンスに謝罪しますがゴンスはこいつが「あの男」だと確信します。
彼は、監査のときに助けてくれたというパク・チャンミン警部補。
どうやら監査部の弱みを握っていたのはこの男だったようですね。
再度謝罪し、トイレで落ち着いてくると言うパク警部補をゴンスは追いかけます。
トイレで対峙する2人。
パクの要望は「イを連れてこい」というものでした。
「イの居場所は知らない」としらばっくれるゴンスに、背を向けるパク。
ゴンスは後ろからパクに飛びかかり殴り合いになりますが、パクが優勢でゴンスはやられてしまいます。
「今夜中にイを渡せ」とパクは去っていくのでした。

ゴンスを脅していたのは同じ警察官だったんだね!トイレでの殴り合いのシーン、キツイ…
パク警部補の悪事
ゴンスはヤンジャ山へ車を走らせ、墓を掘り起こしてイの遺体を運び出します。
遺体には銃で撃たれた痕がありました。
自分が車でひく前に既に死んでいたのかもしれないと思ったゴンスは、イのアジトへ行って手がかりを探します。
イの携帯電話を充電し、家探ししていると誰かの気配を感じました。
そこにはあの犬がいて、犬小屋の中には“個人金庫”と書かれたチラシがありました。
そのときイの携帯電話に着信があり、ゴンスが出てみると相手は「電話に出なかったのはなぜだ?パクにやられたかと思った」と言います。
電話に出たのがイではないとわかり相手は電話を切りますが、ゴンスが後輩のトに調べてもらうと、この男はイと同郷のチョ・ヌンヒョン、前科3犯という人物だということがわかりました。
顔写真と位置情報を送ってもらい、ゴンスはチョの行方を追います。
その頃、署の殺人課にはゴンスからの電話を切ったトと、外から戻ってきたチェがいました。
チェは、殺人課分の違反切符を処理していたトからゴンスの分の切符を見せてもらうと、そこに写っているゴンスの車を見てあることに気づきます。
この違反は、ゴンスが車の傷をカムフラージュするために新たに起こした事故のものでしたが、写真を見ると、この事故の前から車が破損しているようです。
そして車は黒のロッツェ。
ナンバーも映像の車と一部合致しています。
21日の夜に起きた事故、監視カメラに映っていたのはゴンスの車なのでは…?
チョを追っていたゴンスはとうとう彼を見つけます。
「なぜパクはイを追いかけているのか」と迫られ、初めは知らないと言っていたチェでしたが、ゴンスに脅され口を割ります。
パクは、麻薬課にいたとき押収したヤクをネコババしていました。
それを売りさばき、さらにはヤクを使ったクラブまで経営していたというのです。
業界を牛耳るようになったパクは大儲けしたことでしょう。
そんなとき、イはパクが持っていた個人金庫の鍵を盗み、金とヤクを持って逃げたのでした。
イは鍵を体内に入れていたというので、ゴンスはヤンジャ山へ行きイの遺体から鍵を探し出します。
鍵を取り出したそのとき、誰かがやってきました!
それは、同僚のチェでした。
監視カメラの車がゴンスのものではと疑っていたチェが問い詰めにやってきたのです。
チェに銃を向けられ、「誤解だ、わけを話す」と懇願するゴンス。
チェの車の中で手錠をかけられたゴンスは、遺体を掘り返したいきさつを話します。
「署に戻って供述する」と言うゴンスに、チェは「過失致死、死体遺棄となれば終身刑になるだろう。娘はどうするんだ?」と手錠を外し、違反切符を破り、このことには目をつぶると言います。
自分を信じ、味方になってくれたチェにゴンスはパクから脅されていることを話し、助けてくれと言います。
ゴンスが話し始めると、スマホに着信が。
相手はパク警部補でした。
「チェ刑事と一緒か?彼を巻き込みたくなければ車から出ろ」とパクは言います。
車内にチェを残しゴンスが車から出ると、巨大な鉄板が落とされ、チェが乗っていた車を直撃します。
息もできず、破壊された車を見つめるゴンス。
鉄板が降ってきた建物の屋上を見上げると、クレーンを操縦していたパクがいました。
再び着信があり、「朝6時までにイの遺体を掘り起こせ」とパクは言います。
大切な同僚を殺されたゴンスは「自首する。お前も終わりだ」と叫びますが、パクはゴンスの自宅へ行き妹のヒヨンと娘のミナに近づきます。
ゴンスは「やめてくれ!」と叫び、急いで自宅へ戻るのでした…。

頭が良くて人情に厚いチェ刑事が無残にも…。ここが一番つらいシーンだったよ…
それにしてもパクってものすごい悪いやつだね。
イ・グァンミンの遺体を引き渡す
ゴンスが急いで自宅に戻ると、ヒヨンとミナは無事でした。
そのときスマホに「6時までにイを渡せ」とメッセージが来ます。
このままでは家族に危険が及ぶ…と、ゴンスはパクと対決することを決意します。
妹夫婦と娘を安全な場所へ避難させ、署に行って実弾5発と空砲5発を受け取るゴンス。
係員が席を離したとき、いつかの試演会で見た爆弾が置いてあるのが目に留まりました。
それを持ち去り、イの遺体に仕込むと夜明けとともにゴンスは出発します。
指示された場所にはパクが待っていました。
遺体をパクの車へ運び入れたとき、ゴンスは後ろから拳銃と爆弾のスイッチがついている車のキーを奪われます。
拳銃の弾を抜かれ車のキーをチェックし、異常がないと確認したパクはそれらをゴンスに返します。
さらに遺体を金属探知機でチェックすると反応があり、「鍵はまだ体内にある」と満足するパクなのでした。
実際には鍵はゴンスが持っており、金属探知機は爆弾に反応したんですけどね…。
遺体にあった銃創はお前の仕業か?と聞くゴンスに、「そうだ。自分が撃った後にお前が車でひいた」と答えるパク。
イが死んだのはパクが撃ったからかゴンスが車ではねたからかはわからない。
遺体を引き渡したので、ゴンスはその場を去りつつ爆弾のスイッチを押しました。
2分後に遺体に仕込んだ爆弾が爆破し、パクは遺体を積んだ車ごと葬られるはずです。
直後、パクはゴンスを引き留め突然背後から銃で撃ちます。
幸い空砲だったので無事でしたが、ゴンスは、自分を殺せばパクが行っていた麻薬取引や、イやチェを殺した悪事の情報がすべて警察に送られるぞと凄みます。
さらに「俺を撃ってみろ。終わりにしようぜ」と言ってパクの銃口を自分に突きつけました。
2分後にはすぐそばにある車が爆発するのでゴンスも必死です!
その凄みに負けゴンスを解放したパクでしたが、帰ろうとするゴンスをなぜか車で追いかけてきます…。
これから一緒に食事をしようと誘うパクに、ゴンスが「必要ない!」と叫ぶとパクは諦めてその場を去ります。
その瞬間、パクが乗った車は大破し湖へと転がり落ちます。
パクが死んだことを確認したゴンスはへたり込み、岐路につくのでした…。

あと2分で爆発するっていうのにパクがなかなか行かないからヒヤヒヤしたよ。でも、パクは本当に死んだのかな?
生きていたパク
自宅へ帰り風呂に入ったゴンスは、別の場所へ避難しているヒヨンとミナたちのもとへ向かおうとします。
拳銃を棚の引き出しにしまい、娘は守れたと安堵するゴンスでした。
すると突然、血だらけでずぶ濡れのパクが現れます!
ビックリした!生きてた!
呆然とするゴンスに、パクが掴みかかり殴る蹴る投げ飛ばす、棚を倒してゴンスを下敷きにする…ものすごい剣幕で殺そうとしてきます。
パクは爆破されて湖に投げ出されたあとも生きていて、ゴンスがその場を去るのを水の中で待っていたのですね…。
恐ろしい生命力です…。
そのときゴンスは、さっき自分がしまった拳銃が倒された棚の引き出しからはみ出しているのを見つけます。
拳銃は飛び出した釘に引っかかってなかなか取れません。
横倒しになった棚の下から引きずり出されたゴンスはパクを突き飛ばし、ミナの部屋へ逃げ込みます。
ドアにカギをかけベッドでドアを塞ぎますが、パクはドアを破ってカギを開けようとしてきました!
その手に噛みつくゴンス!
さらにネクタイでパクの手を壁のフックに結び付けます。
なんとかしてパクの動きを封じましたが、このままではゴンスは部屋に閉じ込められたままです。
なんとかして部屋から脱出しなければ!
ゴンスは高層マンションの窓をつたい、別の部屋へ飛び移りました!
無事に子供部屋から脱出できたと思ったのも束の間、パクは渾身の力でネクタイを引きちぎりゴンスに向かってきます。
ここからまた2人の死闘が始まります。
パクがゴンスの頭に噛みついたときは驚きました…。
そこでパクは棚の引き出しからはみ出した拳銃を見つけます。
2人で拳銃の取り合いに。
もみ合っていると、釘に引っかかっていた拳銃の引き金が引かれ水槽が撃ち抜かれます!
水浸しになる床。
動かない2人。
流れる血。
ここでゴンスの意識が戻ります。
パクは…死んでいるようです。
銃弾は、パクを撃ち抜いたのでした。

パクが不死身すぎて怖い…。あと、乱闘のときに噛みつくのなんなの…。
全てが終わる。ゴンスの結末は…?
パクが死に、ゴンスは警察にすべてを話します。
湖に沈んだパクの車も引き揚げられました。
新しく着任した署長は警察組織の威厳を守るために、起こったこと全てを隠ぺいしようと言います。
ゴンスの処分もなし。
署長がチャン課長に「彼のために秘密を守れるな?」と確認すると、
課長は「墓まで持っていく」と誓います。
ゴンスは警察を辞め、自分のせいで死んでしまったチェのために、退職金を彼の母親に渡すことにします。
辞めるというゴンスをチャン課長は引き留めます。
「警官以外に何ができる?」と聞く課長に「何とかなります」と答えるゴンス。
「お前がいなくなると寂しくなる」とさらに引き留める課長の言葉に、空席となったチェのデスクを見つめるゴンス…。
「辞表は保留にしておく」と言う課長に、ゴンスは「行きます」と微笑みながら警察を去るのでした。
掘り返してしまった母の棺を埋め戻すゴンスとヒヨンたち。
作業が終わり、ゴンスとヒヨン夫婦は山の上で今後のことを話し合います。
「兄さんが無職になったらどうやって生活していけばいいの」と言うヒヨンに、以前相談のあったトースト店を開くことを提案するゴンス。
警察署の前で営業できるように課長に話しておく、というゴンスの言葉に浮足立つ妹夫婦なのでした。
母親の墓のそばで遊んでいたミナを呼び、帰る準備をしていたときミナが拾った石ころの中にイが持っていた鍵を見つけます。

あれ?鍵、こんなところにあったのね。ゴンスが持ってたんじゃないんだ(;^ω^)
それを拾ったゴンスは、後日、イのアジトで見たチラシをもとに“個人金庫”へ行きます。
サングラスをかけ、ボストンバッグをひとつ持って“ブタさん個人金庫”に行くと、そこには想像通りの怪しげな男たちが。
「調べろ」と言うボスに従い、手下がゴンスの持っている鍵を調べます。
鍵は本物、さらに手下が「身分証は?」と聞いてきましたが「そんなことはしなくていい」とボスが止めます。
続けて「引き出しだね?いくら?」と聞き、「全額だ」と答えるゴンスを不思議そうに見つめるボス。
ゴンスが持っているボストンバッグを見つめ「何も聞いてないようだな」と言います。
金庫の鍵を開けてもらい、さらに奥にある扉にパスコードを入力するゴンス。
扉を開けると中は真っ暗で、照明をつけたゴンスは息を呑みます。
部屋の中は奥行きがあり、そこにぎっしりと置かれたおびただしい数の札束がゴンスを迎えたのでした…。
(完)
韓国版【最後まで行く】映画の感想と考察
物語の幕開けからアクセル全開であっという間に八方塞がりな状況に追い詰められ予期せぬ出来事が立て続けに起こり手に汗握る『#最後まで行く』が、日本では岡田准一氏と綾野剛氏でリメイク🖋人をはねてしまった事を隠そうとする刑事の全てが狂っていく過程から目が離せない。日本版の結末も気になる。 pic.twitter.com/hsmn6vt1yd
— 韓国ドラマ好きのだらだら子📺 (@drama_siki) April 1, 2023
韓国映画「最後まで行く」のネタバレ結末はいかがだったでしょうか?
ここからは韓国版「最後まで行く」を見た筆者の感想と、日本版のラスト結末がどのようになるのかを考察していきたいと思います!
韓国映画「最後まで行く」の感想
韓国映画「最後まで行く」。
息をもつかせぬ展開に、飽きることなく最後まで見ることができました。
とっても面白かったです!
伏線回収…とまではいきませんが、細かいところまで辻褄が合うようになっているのでストーリーに破綻がなく、よくできた作品だなと思いました。
ゴンスが、パクに撃たれたイを車ではねてしまいトランクに入れて死体を持ち去ってしまったことが悪夢の始まり。
ここで死体を持ち去らず、ひき逃げになっちゃいますが死体をそこに置いたまま去ればなんてことはなかったのでしょうね。
それかゴンスが正直に「人をはねた」と通報していればパクは手を出せなかったでしょう。
その後は、死体をトランクに入れたり母親の棺桶に一緒に入れて埋めたりと、普通では考えつかない展開に新鮮な驚きがありました。
ただ、乱闘のシーンはちょっとキツかったかな。
手や頭に噛みつくっていうのも初めて見ました…。
一番ショックだったのは同僚のチェが死んでしまったこと。
殺され方もショッキングでした。
刑事として優秀で人情味があって、個人的には好きなキャラクターでした。
そのときのゴンスの無念さがよく伝わってきて、イ・ソンギュンさんの演技にグッときましたね。
爆弾をイの死体に仕込んだときは、そう来たかー!と思いました。
最初の方であった爆弾の試演会のシーンがここで繋がってきます。
あとパク警部補の不死身っぷりに思わず笑ってしまいます。
爆破された後、ゴンスの家にずぶ濡れでやってきたときは本当にビックリしました!
まぁでもこうでないと話が続きませんよね。
ラスト結末は、大切な部下2人を失う(ゴンスは死んでいませんが)チャン課長の哀愁にしんみりしてしまいました。
そしてゴンスは警察の退職金なんて目じゃないくらいの莫大な金を手にして終わります。
あのあとゴンスはどうしたのかな。
チェの母親には十分な金額を定期的に送金できそうです。
個人的にはイのアジトにいた犬を引き取ってほしいと思いましたね。
飼い主がいなくなってきっと寂しいでしょう。
そしてゴンスは私利私欲のためにあの金は使わないような気がします。
というか使ってほしくないかな。
妹夫婦たちと一緒にトースト店を開いて頑張っていってほしいです!
日本版「最後まで行く」のラスト結末を考察!
では、日本版「最後まで行く」のラスト結末はどうなるでしょうか?
途中の展開はだいぶ変わりそうですよね。
韓国版と日本版の違いを見てみましょう!
1.日本は土葬でなく火葬
日本は土葬でなく火葬であるため遺体を掘り返したりはしないはず。
また韓国版では、殺されてしまったイはあまり顔も出ずずっと“遺体”として登場していますが、日本版ではこの役を人気の若手俳優である磯村勇斗さんが演じます!
ということは、この車ではねられる尾田という男、韓国版で描かれていたよりも重要な役どころになるのではないかと思います!
2.工藤の妻が登場!
日本版では、韓国版にはなかった主人公の妻が出てきますね。
つまり岡田准一さんの妻です。
広末涼子さんが演じられるので、きっと登場回数の多い重要な人物なのではと思っています!
韓国版では娘のミナが要所要所でカギになっていましたが、日本版のあらすじやキャストには工藤の娘の存在が感じられません。
その代わりの役割を広末さん演じる妻の美沙子が担うのかな?と思っています。
3.矢崎は頭脳派監察官?
ラストで一番気になるのは綾野剛さん演じる矢崎が死ぬのかどうかってことでしょう。
韓国版では敵?のパク警部補は屈強な大男でしたが、綾野剛さんはそういう感じじゃないですよね。
どちらかというと頭脳派といったイメージ。
岡田くんの頭に噛みついたり持ち上げて投げ飛ばしたりはしないんじゃないかな、と思います。
でも岡田准一さんがめちゃくちゃ武闘派なので、2人のかっこいいアクションシーンは期待できそうですよね!
工藤はピンチをどうやって切り抜けるのか!?
矢崎は死んでしまうのか!?
日本版「最後まで行く」の結末がとっても気になります!!
まとめ
韓国映画「最後まで行く」のあらすじ結末をネタバレありでご紹介しました。
息をもつかせぬ展開のラストは衝撃でしたね!
映画「最後まで行く」のラストと結末が気になっていた方は、韓国版のネタバレあらすじを読んでみてどんな感想を持たれたでしょうか?
私は、岡田准一さんと綾野剛さんが演じる日本版「最後まで行く」がますます楽しみになりました!
こちらの作品は、韓国版とはまた違った“日本らしさ”満載の映画になっているのではと思います。
映画「最後まで行く」の公開が待ち遠しいですね♪