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ドールハウス 映画は怖い?実話なのかや元ネタについても調査

kuroneco
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映画【ドールハウス】が、2025年6月13日に公開されます。

長澤まさみさんの主演作という事で公開前から注目度の高い映画ですが、内容はなんとホラー!

【ドールハウス】というタイトルですから、人形を題材としているようですが、いったいどんなストーリーなのでしょうか?

ホラー作品に人形が出てくることは邦画洋画問わず様々ありますので、映画【ドールハウス】の内容はもちろん、元ネタ実話がベースになっているのかも気になりますね。

そこで今回は、映画【ドールハウス】のストーリーは実話なのか、また何か元ネタとなるものがあるのかについて調べてみました。

 

映画【ドールハウス】って実話なの?元ネタについて調査

やまこ
やまこ
怖い話って色々あるじゃない?

都市伝説や噂レベルのものから、遊び半分で聞いたり行ったりしちゃダメ!って言われるくらいホンモノの恐怖もあるみたいだけど…【ドールハウス】は実話なのかな?

 

映画【ドールハウス】って実話なの?

映画【ドールハウス】は実話ではありません。監督・矢口史靖さんによるオリジナル脚本となります。

矢口監督の作品といえば、映画【ウォーターボーイズ】や【スウィングガールズ】に代表される青春ど根性コメディが有名ですが、ご本人は以前から

『オリジナルのミステリー作品を撮ってみたい!』

と考えていらしたんだそうです。

やまこ
やまこ
コメディ作品のイメージが強い矢口監督だけど、子供の頃からゾクゾクする話が好きだったんだって!

ってことは、映画【ドールハウス】は長年の思いが込められているって事かしら?

りと
りと
矢口監督、最初は『カタギリ』という名前の新人作家の作品としてプロデューサーに見せたんだそうですよ。

『今までの作風と違いすぎてお客さんに嫌われたくなかった』

なんてお話しされていましたが、本気なのか冗談なのか…かなりおちゃめな方ですよね。

そんなおちゃめな矢口監督初めてのミステリー映画【ドールハウス】の初上映は、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ・ポルト国際映画祭で行われました。そしてなんと、最高位であるグランプリ『Best Film Award』を受賞

上映後5分間にも及ぶスタンディングオベーションで称えられた映画【ドールハウス】は、ただの恐怖だけではなく謎解き要素も加えられており、長くアイディアを温めていらした矢口監督によりスリルのあるミステリー作品となっているようですね。

りと
りと
矢口監督のオリジナル脚本で制作された【ドールハウス】は、映画公開に先駆けてコミカライズとノベライズ化されているんですよ。
やまこ
やまこ
そうそう、コミックの方は漫画『アリスと太陽』を連載されていた凸ノ高秀さんが手がけているんだよね!

とても綺麗な絵柄で、それが余計にホラーの臨場感高めてて怖いの。

りと
りと
小説は怪談師でもある夜馬裕さんですね。

怪談コンテストなどで優秀賞や優勝の経歴を持った夜馬さんは小説家としても活躍されていますので、今回の【ドールハウス】のノベライズに矢口監督も大きな信頼感を寄せてらっしゃいましたね。

映画【ドールハウス】は、素敵な役者さんたちによる映画、リアルに近い絵での漫画、プロの会談師による小説と3つの形態で楽しむことが出来ます。

映画を観る前に読むか、読んでから観るかは自由です。それぞれのゾクゾクを体感して楽しんでみましょう。

映画【ドールハウス】の元ネタについて調査

映画【ドールハウス】の元ネタについては、見つけられませんでした。

矢口監督も元ネタがあるという発言はされていないようですし、映画【ドールハウス】はオリジナル脚本だということです。

古今東西、人形をモチーフにしたホラー映画は少なくなく、古くは【チャッキー】が大ヒットしシリーズ化もされ長くファンに愛されていますし、近年でも2014年の【アナベル 死霊館の人形】は本年2025年秋に新作公開が予定されています。

その『アナベル』は実在する人形がモチーフとなっており、実話を元にした作品とのこと。

日本でも人形がキーワードとなっている作品や怖い話は数え切れないくらいありますが、この映画【ドールハウス】は特に明言された元ネタはないようです。

やまこ
やまこ
人形って可愛いし『子供の頃お人形遊びが好きだった』っていう人も多いけど、ある程度年齢を重ねてくると、ちょっと怖くなったりするよね。あれ、どうしてなんだろう?
りと
りと
人形はぬいぐるみと違って『人の形』をしています。

そのため幼少期には身近に感じやすい存在なんですが、成長してくると『人間とは似て非なるもの』という認識を持ってしまうため、違和感を感じてしまうのかもしれませんね。

人間が本能的に感じる人形への違和感、それは確かに存在するものなのでしょうが、しかし雛人形や五月人形に代表されるように、日本では人形を愛でる文化が昔から大切にされてきました。

また、映画【ドールハウス】のように、一見人間と見間違えるほど精巧に作られた人形も実際に存在しており、家族として迎え入れたり、介護施設などで活躍しているようです。

こういった人形はセラピーの一環として用いられており、『人を癒すこと』を目的として多くの方に愛されています。

やまこ
やまこ
そういえば、20年くらい前には喋る人形ってのも発売されていたわよね。

確か、親せきのうちに行ったら居たもの。

りと
りと
音声認識人形ですね。

現在も販売されている人形で、映画【ドールハウス】のような精巧な人形ではなく、ぬいぐるみに近い質感のものになります。

老人ホームや独居でお住まいのお年寄りの方にご家族がプレゼントされることが多いようですよ。

ドールセラピーはオランダで始まったとも言われており、日本でも多くの方が活用されています。

映画【ドールハウス】では、丸いフォルムでおしゃべりをするタイプではなく、人間の子どもと同じくらいの大きさで精巧に作られた人形を主人公が連れ帰った事で物語が展開していきますが、矢口監督はそこから、今作の着想を得たのかもしれませんね。

 

映画【ドールハウス】のあらすじと豪華俳優陣まとめ

やまこ
やまこ
映画【ドールハウス】は、女優・長澤まさみさん初のホラー主演作品なんですって!

長澤さんくらいキャリアや実力派の俳優さんがホラー作品に主演されるのって意外と少ないから、とっても楽しみだわ!

 

映画【ドールハウス】のあらすじとは?

鈴木佳恵(長澤まさみ)は、夫の忠彦(瀬戸康史)と5歳の娘・芽衣(本田都々花)の3人で暮らす平凡な主婦でしたが、事故により娘を亡くしてしまいます。

失意のどん底に陥った佳恵を心配した忠彦は、看護師として勤める総合病院で彼女を治療させることにしました。

病院と自宅の往復しかない日々のなか、佳恵は骨董市で愛らしい日本人形と出会います。

一目惚れした彼女はその人形をいそいそと自宅に連れ帰り、まるで本当の子供のように家族として迎え入れたのです。最初は驚いた忠彦も、久しぶりに見る明るい妻の姿や、ドールセラピーというメンタルの治療法を知った事で人形との生活を受け入れていきました。

人形に『アヤ』と名付け共に食卓を囲むだけでなく、一緒に外出をして写真を撮ったりと、普通の家族のような毎日を過ごしていく2人と1体…。

しかしそんな生活も、佳恵が新たな命を授かった事でまた変化していきます。

次女・真衣(池村碧彩)の誕生は、佳恵と忠彦に再び自分の子供と生きて行ける喜びをもたらしました。となれば、どうしてもおざなりにされてしまうのは人形のアヤです。

新しい生活に充実感を感じていた頃、泣き叫ぶ真衣の首に絡まる髪の毛を見つけた佳恵。アヤをそのままにはしておけない、と忠彦と相談し封印する事にしました。

ところが、成長した真衣がアヤを見つけて一緒に遊びたいと言い出した事で事態は一変。これを機に次々と異変が降りかかるようになったのです。

アヤの出現は真衣に大きく影響を及ぼし、人形と親密そうに話す娘の姿やアヤを強く引っ張った子供の腕に残る小さな歯型に佳恵が違和感を覚えるころ、保育園で真衣は人が殺される絵を描いてしまいました。

大きな衝撃を受ける佳恵に、

『アヤちゃんにお願いされたから描いたんだよ』

と話す真衣には全く悪びれた様子もありません。

このままにしておけない、と人形の処分を決めた忠彦たち夫婦ですが、ゴミに出しても舞い戻ってくるアヤにより、佳恵の精神は崩壊寸前です。

入院する事が決まった彼女は、忠彦にアヤのお焚き上げをお願いするのですが…果たして、佳恵たちはアヤと決別する事が出来るのでしょうか?

 

映画【ドールハウス】を彩る豪華なキャスティング!

映画【ドールハウス】の主演は、数々の賞を受賞されている長澤まさみさんです。

矢口監督とは2014年公開の映画【WOOD JOB!~神去なあなあ~】以来のタッグとなる長澤さんは、今作【ドールハウス】の脚本に惹かれ、出演を熱望されたんだそうです。

やまこ
やまこ
熱望ってすごいね!

きっと相当惹かれる構成の脚本だったんだろうな。

そんな長澤さんの夫として出演されているのは、瀬戸康史さん。

長澤さんとは2022年公開の映画【コンフィデンスマンJP 英雄編】など何作か共演されていますが、映画【ドールハウス】ほどの距離感でお芝居されるのは初めてとの事で、瀬戸さんは今回の共演について

男性
男性
長澤さんはある種の天才女優さんだと思っているけど、その裏に物凄く努力を重ねてきている人だとも感じています。

と語られ、今回の共演を楽しみにされていたようですね。

また、長澤さんも瀬戸さんについて

女性
女性
お互いに信頼感を持って取り組める方だと思っているので、撮影でも夫婦として当たり前の感覚を感じ合いながら取り組めればなと思っています。 

とお話しされていますので、お2人の素敵な関係性が反映された映画となっているでしょう。

りと
りと
撮影中、矢口監督はご自身を指しながら

『もっと僕みたいに適当に軽くやってみて』

と何度かおっしゃっていたようで、瀬戸さんも役作りの参考にされていたんだそうですよ。

やまこ
やまこ
矢口監督のその言葉には、撮影原盤も空気感の良さも感じるね!

なんだか楽しそう。

長澤さんと瀬戸さん以外にも

  • 田中哲司さん / 佳恵と忠彦夫婦に関わってくる呪禁止・神田
  • 安田顕さん  / 私服警官・山本
  • 風吹ジュン  / 忠彦の母・鈴木敏子

等のベテランがキャスティングされています。

矢口監督と初めて組む役者さんもいますので、どんな演出で魅せてくれるのか楽しみです。

 

まとめ

今回は2025年6月13日公開の映画【ドールハウス】について、実話なのか、または元ネタはあるかのについて調べてみました。

古今東西、人形を題材とした映画は様々あり、なかには【アナベル 死霊館の人形】の『アナベル』のように実話をもとにしている作品もありますが、この【ドールハウス】は実話ではありません

矢口監督によるオリジナル脚本で作られた作品であり、元ネタなども明言されていないようです。

原作や元ネタのない作品は、公開されるまでネタバレが封じられている事が多いですが、この映画【ドールハウス】はすでにノベライズとコミカライズされています。

ホラー映画は、お好きな方にとっては最高の娯楽ですが、苦手な方にしてみれば映画館での大きなスクリーンで観る事に戸惑うものです。

しかし今回は、実力派の長澤まさみさんが主演だったり、いつもとは違う矢口作品ということで、ファンの中には

『ホラーは苦手だけど、観に行ってみたいなぁ』

という方もいらっしゃることでしょう。

そんな方は、既に刊行されている小説版、もしくは連載中の漫画版『ドールハウス』で予備知識や、ネタバレを知ってからご覧になるのも良いかもしれませんね。

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