モアナは面白くないしイライラする?つまらない・人気ないと言われる理由って?
世界中に多くのファンを抱えるディズニー映画。
大ヒット作である映画【アナと雪の女王】のほか、【シンデレラ】や【美女と野獣】など各地の民話をモチーフにした作品から、【スティッチ】や【ズートピア】などオリジナル作品まで、各作品ごとにファンがついていると言っても過言ではありません。
そんななかイマイチ知名度が高くないディズニー作品というと、映画【モアナと伝説の海】を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
主人公モアナが故郷を救うため大海原に飛び出す冒険物語ですが、『イライラする』『つまらない』といった声が聞かれます。
映画【モアナと伝説の海】は、どうも面白くない映画として不名誉なイメージを持たれているようですね。
そこで今回は、映画【モアナと伝説の海】について、つまらない映画だというイメージを先行させる『面白くない』『イライラする』という感想について調べ、本当に人気ない作品なのかについて考察してみました。
Contents
映画【モアナと伝説の海】は面白くないの?イライラするのはなぜ?
みんな、モアナと伝説の海見ような。
クソおもろいぞ。
予告編が面白くなさそう?
忘れろ。
あれはファミリーに訴えるために作られたもので俺たち向けじゃない。
面白いから見ろよな!そしてどう致しましてと言わせてくれ。
— じぇい (@JLegger) March 23, 2017
映画【モアナと伝説の海】のあらすじ
サンゴ礁を超えてはいけないという掟を持つモトゥヌイという小さな島で、幼い頃より抱えていた海への興味に蓋をして成長したモアナ。
ところがそんな島の近海から魚が消え、作物まで収穫できないという事態に襲われてしまいました。
そこでモアナは父親である村長に、サンゴ礁を超えて魚を獲りに行くべきだと主張しますが、父は掟を守るため彼女の主張を頑として聞きいれようとしません。
それでも諦めきれないモアナは、祖母から託された『テフィティの心』を女神に返すため、海へ飛び出します。
それは万物の命を作る意思とも言われており、海しかなかったこの世界に島や動植物を誕生させるも、1000年も昔に半神・マウイによって盗まれ、その後悪魔・テカァの襲撃により海の底深くに沈んでいると言い伝えられていたものです。
祖母は、モアナこそが島の言い伝えに残る『女神テフィティが持つ命を作る心を返しに行く海に選ばれた者』なのではないかと考え、海に出る孫娘に緑色の石を手渡します。
その緑の石こそが『テフィティの心』。祖母は、その石を持ってサンゴ礁を超え、マウイを探して一緒に返しに行くようにと遺言を残したのでした。
とはいえ、初めての航海で嵐に巻き込まれたモアナは、成す術なくそのまま無人島に流れ着きます。
運命の導きか、その島は『テフィティの心』を盗んだマウイが幽閉されている島でした。
がっしりした体躯に刻まれている数々のタトゥーは、かつて人間を助けるために成してきた偉業なんだと誇るマウイは、一緒に『テフィティの心』を返しに行こうというモアナの言葉を聞き入れようとしません。
それどころか、かつての栄光を追い求めるようにモアナを洞穴に閉じ込め、彼女の船を乗っ取って再び海に出ようとしたのです。
けっこう暴虐無人な神様だこと…。
結局このマウイの企みは、洞穴から脱出したモアナと『海』による説得によって頓挫し、彼も『テフィティの心』を返しに行くことをしぶしぶ承知しました。そうはいっても、ただでは起きないのが半神・マウイ。
彼は、悪魔・テカァから逃げる時に落としてしまった『神の釣り針』を先に取り戻してから、という条件を付けていたのです。
変幻自在に姿を操る『神の釣り針』こそが自分のアイデンティティだというマウイは、海賊に襲われながらも、モアナと共になんとか『神の釣り針』を取り戻しました。
ところがどうした事か、彼は上手く変身することが出来ません。
それは彼の心の奥底に眠る、自分自身への自信の無さゆえでした。
生まれてすぐ捨てられたマウイは『神の釣り針』を使い、半神・マウイとして人間を助けてきたという自負と、彼らから寄せられる感謝によって自己肯定感を高めていただけだったのです。
そのため、『神の釣り針』を取り戻しても変身できない自分には存在価値がない、と思い込んでしまったマウイを、モアナは励まします。
マウイが、半分とはいえ『神』という存在に選ばれたのは何かしらの理由があるはずだ、と考え、彼自身がどう思っていたとしてもその働きによって助けられた人々が、彼を英雄と呼んだのは事実であり、マウイの勇気がなければその働きは無かったと言うのです。
モアナの言葉に奮起したマウイは、彼女への感謝から航海術を教える傍ら、変身する事を諦めず特訓を続けます。
そうして、心を返すためテフィティの島にたどり着いた2人ですが、そこには宿敵テカァが立ちはだかっていました。
果たしてモアナとマウイは無事に『テフィティの心』を返すことが出来るのでしょうか?
苛々するっていう感想は、映画【モアナと伝説の海】の何に対して寄せられてるんだろうね?
映画【モアナと伝説の海】に寄せられたイライラするとの声
映画【モアナと伝説の海】を観てイライラする、という感想は概ね以下の通りでした。
- 物語は面白いんだけど、モアナの飼っている鶏がうるさい
- 掟に縛られて現状を打ち破ろうとしないモアナの親に腹が立つ
- マウイのビジュアルが苦手。他のディズニー作品と比べるまでもない。
調べたところ、作品自体への批判はあまり見つからず、ピンポイントに苛々する部分がある、といった印象です。
基本的には賛辞の声が多く
という声も少なくありません。
ところが、続編映画【モアナと伝説の海2】となると、一気にネガティブな意見が増えたように感じます。
- 前作の二番煎じなのかな?新しい盛り上がりがない
- 新キャラが掘り下げられる事もなく、ただ画面がごちゃごちゃしただけ
- 1の音楽がとても素晴らしかったから、2にも期待しすぎたのかな…
という意見が見られ、1に比べ2の方がトーンダウンしてしまった感は否めないようですね。
それでもネガティブな意見が出るのは、『大好きなモアナにまた会える!』と公開を楽しみに待っていたファンにとっては少し物足りなかったという事なのかもしれませんね。
映画【モアナと伝説の海】はつまらない?人気ないと言われる理由について
「モアナと伝説の海」
ストーリーはシンプルで王道的。
例えるならばめっちゃ平和な海版「マッドマックス怒りのデス・ロード」って感じでした。つまらないという訳でもないしよく出来てるとは思うんですが、さほど印象に残ったシーンというものもなかったので来週には内容忘れちゃってそうです。 pic.twitter.com/OonTvrTL5f
— いっちーぬ (@wzxhjh_2) August 14, 2023
映画【モアナと伝説の海】が人気ないと言われる理由は?
映画【モアナと伝説の海】は、日本でも50億円を超える興行成績を残した人気作です。にもかかわらず
『人気ないね~』
と言われる理由には、ディズニー映画に欠かせない恋愛要素が皆無、という事が挙げられるようです。
モアナとマウイは力を合わせて航海しますが、この2人の間にロマンティック要素はありません。また、一部聞かれたネガティブな意見でもある『マウイのビジュアル』もまた、作中に恋愛を持ち込む難しさを体現しているように感じる方もいらっしゃいました。
古くは映画【白雪姫】から始まり、【ライオンキング】のように人間が主軸を張らない作品においても、ライオン同士が惹かれあう様子が描かれており、ディズニー作品とロマンスの相性は抜群なのです。
その点において映画【モアナと伝説の海】は、少しキュン要素に欠けるという印象が強いのかもしれません。
またディズニー作品のなかでも、【モアナと伝説の海】はテレビ放送の回数がかなり低いという事も影響している、との声もありました。
もともとディズニー作品やモアナ自体が好きな人でなければ、映画館で鑑賞する確率はかなり低くなります。
そのうえ、ディズニー作品はオリジナルの配信サイトでのみ見られるものが多く、【モアナと伝説の海】を自宅で見ようとしたときには、専門チャンネルを契約するか店舗からレンタルする、もしくは民間放送でのタイミングを待つしかありません。
この、民間放送に登場する回数がとても少ないため、
との誤解を与えているのではないかというのです。
露出が少ない作品は、どうしても埋もれ易いですね。実写であれば役者本人のファンがそれぞれいますが、その点においても映画【モアナと伝説の海】は不利なのかもしれません。
映画【モアナと伝説の海】実写化に寄せられる期待の声
映画【モアナと伝説の海】の実写企画が進んでおり、先日撮影がクランクアップを迎えたようです。
主人公・モアナには新進気鋭の女優キャサリン・ラガイアさんがキャスティングされています。
まだ演技経験は少ないものの、褐色の肌にキュートな笑顔と、ビジュアルはモアナの要素ばっちり!
また、祖父がサモアのご出身との事で、【モアナと伝説の海】の舞台と言われているポリネシアに近い血脈をも受け継がれているキャサリンさんのモアナは、原作ファンも納得の配役なのではないでしょうか?
そんなキャサリンさんとタッグを組むマウイは、ベテラン俳優のドゥエイン・ジョンソンが演じます。
すごい、ピッタリなキャスティングだね!
海で戦うマウイに、彼以上のハマる役者もなかなかいないと思うわ。
ロマンス要素が無かったり、いわゆる『イケメンキャラ』のいない映画【モアナと伝説の海】ですが、アニメの方ではイマイチに人気に火が付かなかったマウイをドウェイン・ジョンソンが演じるのであれば、彼の人気も一気に高まりそうですね。
アニメなどを原作とした実写化には、原作ファンから強い抵抗感を寄せられることが多いですが、しかし作品として人気を集めやすいのは実際に人間が演じるもの、という見方もあります。
アニメだって世界的に爆発的な人気を集めてる作品もあるよね?
一般的に、知名度に欠けるアニメ作品と実写作品を比較した場合、各役者のファンが見るという意味において、実写の方が人気は得やすいと言われているんです。
映画【モアナと伝説の海】は決して知名度が低い作品ではありませんが、これまで観た事が無いという方を取り込むには、実写化という手法が新たなファンを獲得しやすい、ということですね。
という方もいらっしゃるでしょうし、実写版【モアナと伝説の海】に期待を寄せて、来年の夏を待ちましょう!
まとめ
モアナの興行収入てアナ雪超えてるらしいのに日本のメディアが全然特集しないせいで観てもない民が「絶対つまらない」て思ってるの解せぬ。私もその一人だった。みんな騙されたと思ってモアナ観に行ってほしい。ディズニー音楽は劇場で観た時の壮大さが鳥肌モノよね。
— 39郎 (@sankuro39) March 31, 2017
今回は、映画【モアナと伝説の海】について、『面白くない』『イライラする』との声を調べてみました。
映画【モアナと伝説の海】は、ディズニー作品の中では少し知名度に欠ける、人気ないよね、という印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
しかしながら、【モアナと伝説の海】の興行成績は決して悪いものではありません。多くの方が映画館に足を運んだ実績があるのです。
確かに、『鶏がとにかくうるさい』『モアナの父親はなんで自分で動こうとしないの?』などイライラするとの声も見られましたが、映画をご覧になったほとんどの方が
との感想を寄せられています。
つまり、イライラする部分も無くはないが決して面白くないわけではないのです。
にもかかわらず『人気ないなぁ』と感じさせてしまうのは、原作がないオリジナルの作品である事と、テレビ放送が滅多にないからではないかと言われていました。
また、ラブロマンス要素がない事、ヒロイン・モアナの相手役となるだろうイケメンがいないことも、他のディズニー作品で得られるキュン要素がないのがつまらない、と感じている方もいるかもしれません。
これらの要因が重なった事で、日本では妙につまらない映画としてのイメージが先行している【モアナと伝説の海】ですが、来年の夏には実写版が公開されると発表されました。
人気俳優のドゥエイン・ジョンソンと、新進気鋭のキュートな女優キャサリン・ラガイアがマウイとモアナを演じます。
実写版となる事で見える新しい魅力もあるはず!新しい【モアナと伝説の海】を楽しみに、2026年の夏を待ちましょう!









