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正欲はつまらない?映画が面白くないという感想や面白いの声も調査

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Shie
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朝井リョウ著の小説『正欲』が、映画『正欲』となってスクリーンに登場します。

この原作である小説を読んだ方からは、「つまらない」「面白くない」という意外な反応があります。

しかしそういいながら、結局最後まで続了してしまっていることが多いようです。

実際、この作品が「面白い」という方たちがいるのも事実。

そんな映画『正欲』について、「つまらない」「面白くない」「面白い」と賛否両論が飛び交うこの作品について調査してみました。


正欲(映画)はつまらない?

最初に言っておくと、私は原作の小説は読んだことがありません。

試し読みでさわりだけ読んだだけなので、この物語の全容は知らないのです。

その上で、私と同じようにまったく知らない方もおられると思いますので、そういう方たち向けに書いていくことになることをご承知おきください。

さて、小説だった物語が映画『正欲』として公開されることになったわけですが、公開日はまだ決まっていないようです。

上のツイートにもあるように「今秋全国ロードショー」とだけあります。

2023年の秋ごろということですね。

しかし、映画化されるというのに一部では「面白くない」「つまらない」といわれているらしいのは、どうしてでしょうか?

その辺りから探っていきたいと思います。


映画『正欲』ってつまらないの?

まず、原作「正欲」を読んだ方の感想の中には、どのような意見が多かったのか?

  • つまらない
  • 気持ち悪い

「つまらない」とか「面白くない」とは、割とよくある感想だったりします。

しかし、「気持ち悪い」というのはちょっと独特な感じがしませんか?

「気持ち悪いってどの辺が?」と聞いてみたくなります。


「正欲」とは「性欲」である

まず、タイトルの「正欲」とはズバリ「性欲」のことだそうです。

もっと厳密にいうと、「性嗜好」のことでつまり「人にはいえない特別な性欲」のことになります。

というのも映画化された「正欲」の登場人物の中に、桐生夏月という女性。

映画では新垣結衣さんが演じています。

この夏生が持つ性趣向とは、「水」です。

りと
りと
水?水を見てムラムラするとか?

そういうと確かに感想が「気持ち悪い」となるのも分かるような気がしますね。

しかし、この水というのはようするに「人以外のものに性欲を感じる」ということらしいです。

そしてその「気持ち悪い」というのが、不登校の小学生・泰希が配信しているYouTubeとつながっていきます。

この泰希は、検事をしている寺井啓喜(稲垣吾郎)の息子でもう1年ほど学校に行っていない不登校の息子でした。

その泰希が同じ年頃のYouTuberが「これからの時代は学校は必要ない」と主張している動画を見て、泰希は憧れを持っていました。

何が気持ち悪いかというと、この小学生YouTuberに夏生と同じく水に性欲を感じる男・諸橋大也(佐藤寛太)や藤原悟が、このチャンネルにリクエストを送るようになっていくのです。

彼らは性欲の対象が「水」の他に「児童」でもあったようですが、どのようなリクエストを送っていたかは、分かりません。

ただ「気持ち悪い」とは、この部分を小説で読んだ方は、

「子どもを利用して欲望を満たしていることに嫌悪感を感じた」

のだそうです。


映画『正欲』がつまらないと言われる理由

小説を読んでいない私にとっては、最初はなんとも意味のよく分からない話だと感じていました。

それだけに難しいとも思っていたのです。

しかし、いろいろ小説を読んだ方の感想などをネット上で読んでいく内に、こう思いました。

  • 性欲といっても「人以外のものに性欲を感じる」ということから、夏生のように「水」が性欲の対象でも「水」を見てムラムラする訳ではないようだ。
  • なにが「普通」か?世間一般のいわゆるノーマルな人たちの間で、特別視される人たちがこの世界にはたくさんいる。
  • 「つまらない」「気持ち悪い」とは、理解できない物事・話・人に対して自分を正当化しているだけではないか。

昨今、同性愛者の結婚を法的に認めている国もあります。

日本はまだまだですが、認めるという動きも出てきてはいる?ようですね。

つまりこの物語は、自分の中のものさしで物事・人を見ている人間がたくさんいるというようなことがいいたい本になっているのかな?と感じました。

読んでいる人に「お前のことだよ」と指刺されているような気がした方も少なからずいたようです。

この物語に出てくる登場人物も、自分の持っている性欲を「気持ち悪い」と感じていて、それがためにそれをひた隠しにして生きています。

自分が周りから「普通ではない」という目で見られていると感じているからです。そのせいで「死」をも頭をよぎっているのです。

しかし、多くの人は「では、普通とはなんですか?」と問われたら、誰も答えられないのではと思います。

そう書いている私も、「普通とは何か?」と考えてみても「・・・・・」です。

皆さんなら、どう答えますか?

この映画はそういうことを問うている映画なのだろうと、感じました。


面白くないという感想や面白いの声も調査

ここからは、映画『正欲』といってもまだ公開前なので、小説を読んだことがある方たちの感想を集めてみました。

私と同じく小説を読んだことがない方でも、これだけでもぼんやりでもこの作品の言わんとするところが見えてくるのではと思います。


映画『正欲』の感想

「読む前の自分に戻れない」これだけでも、すべてを物語っているような気がしますね。
「魂に刻み込まれる・さもありなん?」これも分かるような気がしますね。人は誰しも「実は分かっている」のかもしれませんね。
うーん、やっぱりわかってますね。自分の常識誰かの非常識みたいなね?
そうですね、みんな素直になりましょう!って、読んだことない人間がいってすみません。

映画がつまらないのではなく、自分が住む現実の世界が「つまらない」という意味でもあったかもしれないですね。


映画『正欲』は面白いの声も!

ここでは、小説を読んだ方の感想から「面白い」と感じていると思える感想を集めてみました。

女性
女性
何が普通で何が普通でないか、良い意味で分からなくなった。さすが朝井リョウさんでした。 
女性
女性
そういうふうに考えたことなかったと作者の視野の広さにびっくり
男性
男性
ゲイやレズの話ではなかった。ごめんなさい。
男性
男性
朝井リョウさんの凄まじさを感じた。月並みな言葉だけど「視野が広い」の一言です。

現実は、みんな視野が狭くなってしまっているのかもしれないですね。


正欲のまとめ

https://twitter.com/KizashiKisaragi/status/1471755494981529600

今回は、映画『正欲』について、その原作である小説を読んだことがある方々の感想や評価を調査してみました。

読んだ感想で多かったのは「つまらない」「面白くない」と評価する方がいる一方で、「面白い」という方もいるそれこそ面白い反応の数々でした。

感じ方は人それぞれですが、今回の作品はそうした「つまらない」「面白くない」のはなぜか?

逆に「面白い」と感じたのは、どのような点から?などを考えながら本作を観ると良いかも知れませんね。

映画『正欲』は、2023年秋公開です。

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