もののけ姫のヤックルの最後は死亡したの?その後や何の動物なのかについても解説
映画『もののけ姫』が7月21日(金)に、金曜ロードショーで放送されます。
ジプリ映画の中でも長年衰えることを知らない人気映画ですが、今回の放送でアシタカに従順なヤックルが、物語の最後にはまさかの死亡説が浮上。
と、衝撃的な噂が流れています。
ヤックルはシカのようなトナカイのような姿をしている動物ですが、そもそも何の動物なのか、はっきりしたことがわかりません。
とにもかくにも、今回の放送でヤックルの最後がどうなっているのでしょうか。
その後、どのような展開が待っているのかヤックルの死亡説が本当なら、矢が関係しているのかも気になるところです。
今回は、映画『もののけ姫』の人気キャラクターともいえるヤックルについて、何の動物か、死亡してしまうならその後どうなるのか、そしてその死には矢が関係しているのかを探っていきたいと思います。
Contents
もののけ姫のヤックルの最後は死亡したの?
ヤックルは、アシタカの良き相棒として本当に従順にアシタカを慕い、そしてアシタカも自分の足となってくれるヤックルを馬のように操ります。
しかし、大事にしているヤックルが物語の最後に死亡するというのは本当でしょうか?
ヤックルの最後はどうなる?死亡した?
ヤックルは、もののけ姫の数多いキャラクターの中でも、「可愛い!」「もののけ姫といったらヤックル」というくらい、もののけファンからも愛されているキャラクターです。
しかし、そのようなヤックルが死んでしまうのでしょうか?
ここでヤックルの最後がどうなるか探る前に、これまでのあらすじを見ていきましょう。
アシタカは、蝦夷の末裔の隠れ里に住んでいます。
ある日、村から「タタリ神」がまもなく襲いに来る気配を察知したアシタカは、村人を救うためにタタリ神と戦い見事にタタリ神を殺しました。
ところが、そのせいでアシタカは自分の右腕に呪いを受けてしまいます。
里の巫女であるヒイ様に、タタリ神が現れた訳や呪いを解く術を探りに行くのだと助言を受けました。
タタリ神は西の地からやってきていたので、西の地を目指して旅立ちます。
そこは「シシ神」という森で、不思議な動物たちが多くいました。
アシタカが行きついた場所は「タタリ場」と呼ばれる製鉄を生業としている地域でした。
その地域を治めているのがエボシ御前で、エボシ御前の話によると彼女らが森を破壊し人々の生活を守っているといいます。
その「彼女たち」の中に犬神に育てられたもののけ姫と呼ばれる「サン」がいました。
サンたちは、山に住むもののけと対立していました。
アシタカが受けた腕の呪いをかけた「タタリ神」は、サンたちが生み出したきっかけになっていたのです。
サンがタタラ場へ乗り込んできましたが、エボシ御前に窮地に追いやられるサンでしたが、そのサンをアシタカが救います。
サンと共にタタリ場をあとにするアシタカでしたが、その道中でアシタカは致命傷を負います。
傷を負ったアシタカを、サンはシシ神の元へ連れて行き、傷を癒すことに成功しました。
このことがあってから、アシタカとサンは次第に打ち解け合っていきます。
しかし、シシ神は生と死を司る神で傷を癒す力もありますが、同時にたちまち命を奪い取ってしまう力も持っていたのです。
見た目は鹿のようですが、夜になるとデイダラボッチに変貌します。
さまざまな戦いの後、シシ神は ジコ坊に首を取られますがデイダラボッチに変貌し、大量の液体状の姿に変わっていきました。
アシタカはサンと協力し、シシ神から首を取ったジコ坊から首を奪い取りシシ神に首を返します。
首を取り戻したシシ神は朝日と共に消えていきました。
その瞬間、枯れ果てていた自然も次々に緑を取り戻しアシタカの腕の呪いも消えたのです。
サンは「アシタカは好きだが人間を許すことはできない」といいましたが、それでも共に生きることを伝え合い、別れを告げます。
と、ここまでのあらすじは分かったのですが、問題はこの中に「ヤックル」がまったく登場していません。
アシタカが村からタタリ神が来た西の地に旅立つこの時点で、おそらくヤックルは登場していたのでしょう。
アシタカはヤックルを馬のように扱い、アシタカに従順なヤックルはアシタカの良き相棒です。
旅の途中で、さまざまな戦いがありアシタカは深い傷を負ったりしていたので、ヤックルももしかしたらこのときに、何かしら傷を負ったのかもしれません。
ヤックルの最後は矢が関係してる?
ここでヤックルがどうなったのかいろいろ調べていたのですが、ヤックルはさまざまな戦いのときにやはり、怪我を負ってしまっていたようです。
SNSでもヤックルについてさまざまなツイートが挙げられていました。
ヤックルどうなった?twitterで見るヤックルの生死
この撃たれたというのが、矢で撃たれたという意味でしょうか。
ここまでのツイートを見ても、「ヤックルが死ぬかも」と思っている投稿などもあることから、ヤックルも決して無傷ではなかったことだけは分かります。
しかし、現在のところ最後にヤックルが死ぬかどうかまでの情報は残念ながら出ていないようです。
ここはやはり、観てからのお楽しみということでしょうか。
その後や何の動物なのかについても解説
ヤックルの生死も気になるところですが、そもそもヤックルとはどのような動物なのかも気になります。
見た目的には、「鹿」のようでもありクリスマスにサンタさんのお供でソリを引いて走る「トナカイ」のようでもあります。
まずは、やはりヤックルの生死が気になるので、道中の戦いのその後がどうだったのかを探ってみましょう。
ヤックルのその後
ヤックルもこの画像で見る限り、傷を負ってかなり疲弊しているように見えます。
こういうところを見ると、「やっぱり死ぬのかな」と思ってしまいますね。
この後どうなったのかを考えてみましたが、前章で紹介したあらすじではアシタカはサンと共に戦いに勝ち、自然が戻り平和を取り戻したかのような印象です。
ここから考えるともしこの時点でヤックルが死んでしまっていたら、戦いに勝っても悲しみだけが残るでしょう。
しかし、もしかしたら戦いの中でヤックルが死にその悲しみに打ちひしがれる場面もあったかもしれません。
そして「悲しんでばかりもいられない、ヤックルの死を無駄にしないためにも戦うのだ」とサンと協力して戦い抜いて勝利を手にしたとも推測できます。
そして見事勝利を手にし、「これでヤックルも喜んでくれているだろう」的な終わり方だったのかとも考えられなくはないですね。
そのような終わり方でファンが納得するのかも疑問ですが、愛されキャラのヤックルのことを考えると、負傷しながらも死なないでアシタカと共に戦地を後にしたとなる方がいいですよね。
ここは、それを祈りながら放送を観る方が正解なのでしょう。
そもそもヤックルは何の動物?
このツイートではヤックルを「鹿」と断定しているのか、それとも鹿を連想するという意味なのか分かりませんが、ヤックルの見た目は確かに鹿の要素が強いですね。
では、ヤックルは本当は鹿なのかを探ってみました。
ヤックルは鹿ではない実在しない動物だった
実は、ヤックルは実在しない動物でした。
実在はしませんが、種類としては『大カモシカ』で、「アカシシ」と呼ばれます。
しかし、アカシシは現代では絶滅したという架空の動物でした。(ウィキペディア調べ)
このアカシシは、もののけ姫のほかにも宮崎駿作品の『シュナの旅』にも先行して出演しているとか。
出典元:https://ghibli.jpn.org/news/
これは、宮崎駿監督が描いた絵物語『シュナの旅』の英語版(2022年11月発売)です。
確かに、ここにもいましたねヤックルが。
ジプリ作品は想像の世界が多いので、これも実在しない幻の動物である方がより想像を掻き立てられていいのかもしれませんね。
もののけ姫のまとめ
映画『もののけ姫』について、人気キャラクターであるヤックルの最後が、死亡したのかを調査してみました。
またヤックルが、何の動物なのかについても解説させていただきました。
結局のところ、可愛いヤックルの最後は映画館でとなってしまう終わり方で恐縮ですが、その後の展開を想像しながら観るのも映画の楽しみ方の一つかもしれません。
ヤックルは矢に撃たれたのかも気になりますが、あの場面ではアシタカも矢を使って戦っていたようですね。
そうなるとその後、ヤックルが死亡したとしても原因は矢であった可能性は高いでしょう。
またヤックルは何の動物かも興味がありましたが、架空の動物ということが分かりました。
今回は、映画『もののけ姫』を分析してみましたが、ヤックルが死なないよう願って観たいと思います。