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川っぺりムコリッタのネタバレ結末は?ラストは秘密が全員にバレてしまう?

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Shie
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荻上直子原作の映画「川っぺりムコリッタ」が9月16日に公開されます。

「ムコリッタ」って不思議な言葉ですよね。

どんなストーリーなのか?ラストはどうなるのか?とっても気になるところです!

そこで今回は、「川っぺりムコリッタ」のネタバレと結末、主人公山田に隠された秘密に迫ります。

 

映画「かもめ食堂」や「彼らが本気で編むときは、」などを手掛けた荻上直子監督。

今回の作品はその荻上監督が原作・監督を務め、荻上ワールド全開の仕上がりとなっています。

 

「ハイツムコリッタ」に引っ越してきた山田にはある秘密がありました。

その秘密はバレてしまうのか…気になるラスト!

今回は、そんな「川っぺりムコリッタ」のネタバレと結末をご紹介します。

 

川っぺりムコリッタのあらすじネタバレ!結末はどうなる?

北陸の小さな町で働き始めた山田は、「ハイツムコリッタ」というアパートで一人暮らしを始めます。

他人と関わらずに暮らしたいと思っていた山田でしたが、距離感の近い隣人・島田が訪ねてきたのをきっかけに、ちょっと風変わりな住人たちとの交流が始まります。

 

「ムコリッタ」とは、1/30日=48分を表す仏教の時間の単位で、「ささやかな幸せ」などを意味する言葉。

さまざまな出来事が起こり苦悩する山田ですが、質素でも誰かと囲む食卓やアパートの住人たちとの交流を通して、日常のささやかな幸せを見つけていきます。

 

ラストでは、きっとあなたも「ささやかな幸せ」を感じることができるはず。

それではあらすじと結末を見ていきましょう!

 

山田を取り巻く人々


塩辛工場で働きながら、「ハイツムコリッタ」で質素な暮らしを始めた山田。

慎ましい生活の中で、風呂上りに冷たい牛乳を飲むのが密かな楽しみです。

一人静かに暮らしたいと思っていた山田のもとに、ある日隣人の島田が風呂を貸してほしいと上がり込んできます。

それからというもの島田は、自分で育てた野菜を持ってきて一緒に食事をしたり、何かと山田の家にやってくるようになります。

このアパートには、夫を亡くした大家の南、息子を連れて墓石を売っている溝口など、少し風変わりな人たちが暮らしていました。

みんな、ちょっと社会からはみ出したような人たち。

そしてみんな貧乏!

そんな住人たちに囲まれながら山田は、自分の意思に反して住人たちと交流をするようになります。

ときには皆で食卓を囲んだり、山田は徐々に幸せを感じるようになっていくのでした。

 

山田と、父の死

そんなある日、山田は子どものころ自分を捨てた父親が孤独死したという報せを受けます。

他に身寄りがないので遺骨を引き取りに来てほしいということでした。

『どうして自分が引き取らねばならないのか』という怒りもあり躊躇していた山田でしたが、島田の説得で遺骨を引き取りに行くことにします。

 

そこで、父の携帯電話の最後の通信記録が「いのちの電話」だったということを知ります。

父は自殺したのだろうか?山田は悩みます。

ずっと、『生まれてこなければよかった』という思いを抱えながら生きてきた山田は、『やっぱりそうなのか。生き方は遺伝するのか』『自分も将来そうなるのか』という複雑な思いにかられるのでした。

そんな山田を優しく励ます島田。

2人の間に確かな友情が芽生えていきます。

 

川っぺりムコリッタの結末とは!

 

「ハイツムコリッタ」の住人たちと食卓を囲み、幸せを感じるようになった山田ですが、あるとき島田に「秘密」を知られてしまいます。

 

山田が知られたくなかった秘密…それは、彼が過去に犯した罪でした。

親に捨てられた山田は、生きていくために万引きや詐欺の片棒を担ぐなどの罪を犯していたたのです。

前科者の山田に対しよそよそしくなっていく島田。

他のみんなは知っているのだろうか。

この町を出ていかなければならないのか…。

悩む山田でしたが、もうひとつ気になっていたことがありました。

それは父の死の真相。

父の死を知らせてくれた役所の職員を訪ねると、父が最後に住んでいた場所に案内してくれました。

死因は心不全で、そのとき父は上半身裸で窓の方を向いていて、傍らには飲みかけの牛乳があったということでした。

自分と同じように風呂あがりの牛乳が好きだった父親。

山田は、『やっぱり父親でした』と大笑いします。

 

川っぺりムコリッタのラストでは秘密が全員にバレてしまう?

自分に前科があるという秘密を知られてしまった山田ですが、島田なら今までと同じように接してくれるかもしれないと思っていました。

ところが島田の態度はよそよそしく変わってしまいます。

働いている塩辛工場では、考え事をしていたせいでうっかり怪我をしてしまいます。

社長の沢田に励まされても、自分の前科を知れば先輩の中島さんも離れていく…と落胆する山田。

「中島さんは最初から知ってるよ。今、辞めんな」と、沢田は去っていくのでした。

 

父の真相を知ったあとアパートに帰ると、大家の南が花壇に水を撒いていました。

『山田さん、もう帰ってこないかと思いました』と言いながら迎えてくれます。

山田は『ここしか帰ってくるところないし』と答えます。

 

しばらくして島田が謝りに来ました。

『山ちゃん、ゴメン。ボクだって言いたくない過去もあるのにさ。友達になってくれて、一緒にご飯たべてくれて、嬉しかったんだぜ』

恥ずかしそうに話す島田の様子に、山田は笑いながらも泣いてしまうのでした。

 

山田は川べりで、父の遺骨を砕いて弔うことにします。

そこにハイツムコリッタのみんなが参列し、父の葬式を行うのでした。

 

まとめ

今回は、「川っぺりムコリッタ」のネタバレ結末をご紹介しました!

山田の秘密を知ったあとの、周囲の人々の反応はさまざまです。

人は孤独では生きていけない。

最後は心あたたまるラストとなりましたね。

 

「ムコリッタ」とは、1日を30に分けた48分のこと。「ささやかな幸せ」を意味します。

人生にはいろんなことが起き、時には受け入れがたい境遇に出会ってしまうことも。

そんなときでも、ささやかな幸せを感じる時間はきっとあるはずです。

 

「川っぺりムコリッタ」のネタバレとその結末はいかがでしたでしょうか。

親に捨てられ前科者となってしまった山田ですが、その秘密を知っても彼に関わる人々は離れていきませんでした。

見終わったあと、誰かとごはんを食べたくなる、そんなラスト。

あなたにとっての「ムコリッタ」は何ですか?

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