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先生の白い嘘は実話?映画と原作の関係についての鳥飼茜の視点も紹介

Shie
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話題の映画『先生の白い嘘』が、2024年7月5日に公開されます。

原作は鳥飼茜さんの同名コミックで、主演に奈緒さんを迎えて実写映画化したヒューマンドラマです。

原作コミックは、連載が始まると衝撃的な内容が口コミで広がり累計部数100万部を突破した注目作品です。

衝撃的な内容は実話なのか、とても気になるところですよね。

そこで今回は『先生の白い嘘』は実話なのか、映画と原作の関係、そして原作者の鳥飼茜さんの視点についても調査していきたいと思います!

 

映画『先生の白い嘘』について

それでは、映画『先生の白い嘘』のあらすじとキャストをみていきましょう。

実話なのかも調査していきます!

 

映画『先生の白い嘘』あらすじ

高校教師の原美鈴は、性差の不平等さに目をそむけ、教壇から生徒を見下ろして日々を過ごしていました。

ある日、親友の美奈子から早藤雅巳との婚約を告げられます。

早藤は美鈴に女性であることの不平等さを植え付けた男なのですが、彼を嫌いながらも呼び出しに応じ快楽に溺れてしまっていました。

ある日、美鈴の担当するクラスの男子生徒、新妻祐希から衝撃的な悩みを打ち明けられます。

そこで思わず美鈴は本音を漏らしてしまいますが、それがきっかけとなり新妻は美鈴に惹かれていき、愛憎が渦巻く歪んだ人間模様は思いもよらない世界へ進んでいきます。

 

映画『先生の白い嘘』監督・キャストについて

監督は、三木康一郎監督・・・代表作「弱虫ペダル」「植物図鑑 運命の恋拾いました」など

脚本は、安達奈緒子・・・代表作「きのう何食べた?」「おかえりモネ」など

<キャスト>

主人公・原美鈴・・・奈緒

新妻祐希・・・猪狩蒼弥

美鈴の親友・渕野美奈子・・・三吉彩花

早藤雅巳・・・風間俊介

やまこ
やまこ
主題歌は、yamaが映画のために作詞を手掛けた「独白」という楽曲なんですって!
りと
りと
どんな楽曲なのか早く聴いてみたいわ。

 

映画『先生の白い嘘』は実話?

映画『先生の白い嘘』は同名コミックが原作となっているので、原作は実話なのかについてを調査してみましたが、実話ではないと思われます。

原作者の鳥飼茜さんが、幼い頃から強く向かい合ってきたジェンダーギャップについてをテーマとして、人間の心がどう動いているかということを根底に、自身が感じたことに足りない要素を付け足して作られた作品となっているようです。

 

映画と原作の関係について鳥飼茜の視点も紹介

原作『先生の白い嘘』は、主人公の美鈴を取り巻く男女間における性の不平等を描いたコミック作品となっています。

それでは原作の内容原作と映画の関係、原作者の鳥飼茜さんからのコメントについて調査してみました!

 

原作『先生の白い嘘』の内容は?

原作『先生の白い嘘』は、全8巻の累計部数100万部を突破している、鳥飼茜さんの同名コミックです。

「このマンガがすごい!オンナ編」2014 第9位、年刊マンガ・ガイド誌「このマンガを読め!2015」第8位を獲得し、評価され注目されています!

原作『先生の白い嘘』は、性の問題を抱える男女の苦悩が描かれた衝撃的な内容で、日常に潜む性の問題を掘り起こし、レイプ被害や性的な支配を経験した人々の闇がリアルに描かれた作品となっています。

 

『先生の白い嘘』原作と映画について調査

映画『先生の白い嘘』は、原作コミックをもとに三木監督が映像化を熱望し、動き出してから7年以上の月日をかけて制作された作品となっています。

映画の中ではひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や男女間の「性の格差」に向き合う姿、さらには人間の根底にある醜さと美しさ、誰もが避けたくなるような歪んだ感情が、痛々しくもリアルに描かれているようです。

映画『先生の白い嘘』では、原作の衝撃的な内容がどこまで忠実に再現されているのか、とても注目が集まっています。

やまこ
やまこ
原作コミックはとても衝撃的な内容だったわ。
りと
りと
映画でどこまで再現されているのか早く観たいわね!

 

原作者の鳥飼茜のコメントは?

原作者である鳥飼茜さんが実写映画化となったことを記念して、このテーマを描くきっかけや映画化についてなど強い想いを語っているコメントを発表しているので、ご紹介致します。

原作者の鳥飼茜のコメント

特定のニュースを名指しする必要もないだろう。性が犠牲になる出来事は今日も私たちの目の前にアップロードされている。

私は性被害を無くしたくてこの漫画を描いた。被害にあったひとが恐怖心から、恥辱から、自己嫌悪から、声を上げられずにいる様に憤って、胸を痛め、この漫画を描いた。性を弄ばれると人は底なしの無力に突き落とされる。人格なんて関係なしに、ただの容器かのように一方的な視線を浴び一方的に欲情され、恐怖の下ほしいままにされた後、愛だったとか合意だったとか「からかい」だったとか言われたら、そういうことにしておきたい気持ちがよくわかる。だって人権を剥奪されて蹂躙された物体にされたなんて認めたくはないから。

そんな人として当たり前の欲求と、想像を絶する葛藤を超えた結果に被害の告発をした人の力強さには頭が下がる思いしかない。彼等の告発がたとえ事後何年後であれ、その葛藤を私は讃える。きっとそこには声を上げない選択をした人がいるだろう。それでも、誰かがこういう目に遭いました、と堂々と発する姿は、無言の被害者を否定することではなく、むしろ静かにその存在を肯定するはずだと、私は思う。
そう思っている人間がここにいますと、声を上げたくて描いたのが『先生の白い嘘』という漫画だ。だからどんな演出をされようが映画『先生の白い嘘』もそういう立場でないといけないと、少なくとも原作の私は思っている。

漫画が映像化するということは基本的には光栄なことだ。 それでも、メディア化というある種自分の手を離れる場面にあたって、自分は自分の描いたこの作品に最後まで粘り強く責任を取り続けたか、と問われると自信がない。
自分はこの漫画を描くとき確かに憤っていたのだ。ひとりの人間として、ひとりの友人として、隣人として、何かできることはないかと強い感情を持って描いたのだ。それはある意味特別で、貴重な動機づけだった。漫画に対していまあんな情動は持てない。
性被害に対し、何を言い、どんな立場なのか。そのシンプルで一方向的な態度と、より大勢のひとを巻き込む映像化というプロセスは、両立させることが非常に困難なものだと思う。 この映画に携わった全ての人の価値観を私がリードすることは出来ない。映像化にあたり、見せたい箇所が各々違うところにある場合もあると思う。それが漫画と違う大きなポイントだ。

この映画を見た人が性被害について何を思うのか、思わないのかも、私にはタッチできない。 映画『先生の白い嘘』は私ひとりの手を遠く離れた映像作品だけれども、まず初めに上のような、人間の強い憤りが芽吹かせた物語であることは紛れもない事実だ。
そして一鑑賞者の私には、全てのシーンがともかく誠心誠意作られたものと感じられたことが大変ありがたかった。

引用元 『先生の白い嘘』公式HPより

漫画を描くことに対する強い責任感が感じられると共に、被害者への深い共感が伝わってくるコメントです。

 

映画『先生の白い嘘』まとめ

映画『先生の白い嘘』は実話なのか、映画と原作の関係や原作者の鳥飼茜さんの視点についてなどを調査してきました。

映画『先生の白い嘘』は鳥飼茜さんの同名コミックが原作となっていて、幼い頃から強く向かい合ってきたジェンダーギャップについてをテーマとして、人間の心がどう動いているかということを根底に、自身が感じたことに足りない要素を付け足して作られた作品となっているとのことなので、実話ではないと思われます。

原作者の鳥飼茜さんは、世の中に起きている性被害を無くしたいとの思いで、何かできることはないかと強い感情を持ち、『先生の白い嘘』を描いたとコメントをされています。

とても衝撃的な内容の『先生の白い嘘』ですが、この映画と原作がきっかけとなり、鳥飼茜さんの思いが伝わって多くの人々が性被害について考え、被害がなくなるよう願いたいですね。

映画『先生の白い嘘』の公開予定は2024年7月5日です。

是非、劇場でご鑑賞ください!

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