薬屋のひとりごと焼印は何話?焼きごてのその後についても考察してみた!
『薬屋のひとりごと』は、2010年に「小説家になろう」という小説投稿サイトから連載が開始されました。
著者は、ライトノベル作家の「日向夏」先生です。
連載が始まってからあっという間に人気を博し、わずか1年足らずで単行本~漫画になり、そしてついにアニメ化が決定しました。
この小説の内容で気になるWordは、「 焼印 」です。
焼印とは、焼きごて ともいわれるコテで傷口に菌が入らないように塞ぐ処置のことで、傷口を焼くことをいいます。
この「焼きごて」が何話 で出てくるのか?など、読み始めた読者も多いためまだよく知らない人のために、その後の話がどのように展開していくのかなど、ストーリーの流れが気になるところです。
『薬屋のひとりごと』 について焼きごてが何話か、焼きごてのその後も考察してみました。
Contents
薬屋のひとりごと焼印は何話?
「薬屋のひとりごと」の主人公は、「猫猫(マオマオ)」という中華帝国(架空)の後宮に努める女官です。
この後宮には、2人目の主人公ともいえる「壬氏(ジンシ)」というイケメンの宦官がいます。
この物語の重要な人物で、今回の記事で重視している「焼印」にも深く関係する人物です。
ここでは、「焼印」が何話から登場し、どのような意味を持つのか?やアニメ化決定についても紹介します。
薬屋のひとりごとの大まかなあらすじ
まずは、『薬屋のひとりごと』の大まかなあらすじを見てみましょう。
主人公の「猫猫(マオマオ)」は、義父が医師であったためその仕事を手伝い、「薬師」として花街で働いていました。
ところがあるとき、人さらいの手によって猫猫はさらわれてしまいます。
さらわれた先は、中華風帝国(架空)の後宮でした。
その後宮で、猫猫は下女として働くことになったのです。
初めは年季が明けるまでいるつもりで、あまり目立たないよう静かに暮らしていこうと思っていましたが、後宮で事件が起きます。
その事件とは、皇子の衰弱事件でした。猫猫はその衰弱の謎を薬師の知識でみごとに読み解いたのです。
そのことから宦官である壬氏に一目置かれるようになりました。このことがあってから、猫猫はさまざまな事件が起こるたびに事件の解決の手伝いをさせられることに。
そして、次第に猫猫と壬氏の間にも変化が現れます。それは、お互いに好意を持ってしまうのです。
壬氏の正体にも以前から、「本当は宦官ではないのでは?」と囁かれていました。
実は壬氏は、皇帝の弟つまり皇弟だったのです。
しかし、猫猫を妻にするという考えがあったことから、壬氏はその立場を捨てる意味で、自分の脇腹に焼印を押し付けるのでした。
これは、自分が皇弟という立場を捨てることを意味しています。
薬屋のひとりごとの焼印は何話?
『薬屋のひとりごと』で焼印が出てくるのは、どうも第8巻あたりからのようです。
壬氏が自分の脇腹に焼印をした意味は、何か?
- 焼印を押したことで、玉葉后の敵に廻ることがない
- 人に肌を見せることができなくなった
- 信用できる女性でない限り妻にできなくなった
こうまでして壬氏は猫猫を妻にしたかったのか?と思いましたね。
実は壬氏は、第5巻で既に猫猫にプロポーズしているのです。凄い、なんだか行動派ですよね?
しかし、猫猫は壬氏からのプロポーズを受けてもあまり興味を示していなかった感がありました。
ところが、壬氏の傍に別の女官がいたりするとなんだかもどかしいような変な気持ちになります。
これが第7巻での内容です。
焼きごてのその後についても考察してみた!
ここからは個人的な考察になってしまいますが、焼きごてや『薬屋のひとりごと』のアニメ化についても思ったことをまとめてみました。
焼きごてのその後を考察
第7巻で、壬氏は再び猫猫にプロポーズをします。
壬氏は、猫猫を妻にすると皇族にも宣言していました。
この間にも宮中では、囲碁大会で騒動が起きたり猫猫に碁に関する書物が大量に送られてきたりと、訳の分からない展開が多発します。
私が思うにこれは、何者かが壬氏と猫猫の間を引き裂こうとしているのか?とも感じました。
しかし、壬氏の行動は止まりません。
第8巻ではついに壬氏が皇帝と皇后の前で、あの焼きごてで自らの脇腹に焼印を押すのです。
これで自分が皇族であることを放棄した宣言になるのでした。皇位継承権を放棄したのですね。
これにより壬氏は、猫猫以外の女と結婚する気はないことを見せ示したのです。
そして第9巻からは、壬氏の猫猫への熱烈アプローチを繰り返し9巻はほとんどこれがメインの展開になっています。
このことで猫猫の気持ちにも徐々に変化が出てきました。そして、猫猫も自らのその気持ちに気付いてきたのです。
自分のために焼きごてで身体に焼印を押して、皇位継承権を放棄してまで自分を妻にしたいという壬氏の気持ちにほだされつつあったのでしょう。
それは壬氏が焼印を押した身体の傷の手当てを薬師である猫猫が手当てをしたことで、「私のためにここまで」という気持ちが芽生えても不思議ではありませんね。
猫猫は自分の今の立場では、医学的処置を行えないので義父に医学の指南を乞うていました。
現代で言えば、看護師が医師のような治療を行えないのと同じことですね。同時にそれは猫猫の壬氏に対する気持ちの現れでもありました。
そしてこの9巻ではついに猫猫が壬氏の頬に軽く口づけをするのです。
2人の仲が急接近した瞬間でもありました。
囲碁の話がメインな感じだったからそこまで衝撃的な展開があると思わなかった!
プロポーズは、主上と玉葉后を証人にしてるみたいですね。
壬氏の激しい思いが強すぎて、猫猫これじゃ逃げられないね。
壬氏の覚悟がヤバいほどすごい!
でもそこまでしないと手に入らないのもかわいそうな気がする。
このように、壬氏の行動には誰もが驚きの声を上げていました。
確かにここまでされたら、ほだされない女はいないかもですね。
ちょっと怖い感じもしますけど、壬氏の立場的なことを考えると皇族であるということは、それほどまでに皇族であるということが自分の肌に合わない人もいるでしょうね。
壬氏が正にその一人であったということでしょうか。
薬屋のひとりごとはアニメ化決定!
『薬屋のひとりごと』は連載開始以来、次巻が出るのが待ち遠しいくらい人気を博しました。
しかし、なかなかアニメ化にはならず読者の間では「なぜアニメ化されないの?」という疑問の声も多くあったのです。
今は無事にアニメ化されて、話題になっていますね!
よくよく調べてみると、第9巻ではなんとドラマCD付きの単行本が出ていたのです。
やってるじゃないですかーって思いましたね。
とはいえ、この『薬屋のひとりごと』はCDが出てもなお漫画本の方が人気があったりしていたのです。
「小説として読んでるのが楽しい」という人もいるようで、要するに「活字中毒」になっている人もいますからね。
いろいろな形でいろいろな順番で読むのが楽しいのも『薬屋のひとりごと』の良さでもあるのでしょう。
同じ内容でもそれぞれに違った味わいというのがあるようです。
皆さんも試してみてはいかがでしょう。
薬屋のひとりごとのまとめ
今回は、『薬屋のひとりごと』のアニメ化に先駆けて、初めて「薬屋のひとりごと」を読み始めたファンのために、大まかなあらすじや話の中に出てくる 焼印 について、何話 で焼きごて が出てくるのか?
焼きごてのその後についても考察してみました。
「焼印 」は、古い時代では傷口を焼き塞ぐ道具として使われていた手法でした。
現代では、あまり聞いたことがない焼きごてが何話で、その後どうなるのか?
今回の記事で、アニメがもっと面白く楽しく観られると幸いです。