映画
PR

ちいかわのセイレーンかわいそう?怖いと言われる理由についても調べてみた

kuroneco
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

二頭身の動物を模したようなキャラクター『ちいかわ』をご存じですか?

大人気キャラですので、ちいかわについて詳しくは知らない方でも、その姿を目にしたことがあるのではないかと思います。

やまこ
やまこ
マクドナルドコラボの時、ニュースで見た買い占めの映像はインパクト大きかったね。

そんな大人気キャラクターちいかわが、満を持して映画化されます。

2026年7月24日公開の映画【ちいかわ  人魚の島のひみつ】は、原作のセイレーン編を軸に制作されたんだそうです。

ところが、ファンの多いちいかわにもかかわらず、ファンからは困惑の声が多く上がっているようで

『セイレーン編の映画化はきつい…。あれをスクリーンで観るのは怖いよ。』

『なんであんなにもかわいそうな話を映画化するんだ!』

といった声が聞かれました。

そこで今回は、映画【ちいかわ  人魚の島のひみつ】について、セイレーンについて調べ、どうして『かわいそう』や『怖い』と言われるのかについてまとめてみました。

 

ちいかわ初の映画化!【人魚の島のひみつ】とは?

やまこ
やまこ
グッズやコラボで目にしない日はないんじゃないかな?ってくらい身近に感じるキャラクターだけど、そもそもちいかわってなんなんだろうね?

 

ちいかわってなぁに?どうしてこんなに人気なの?

ちいかわとは、『なんか小さくてかわいいやつ』の通称です。

イラストレーターのナガノさんが描かれた漫画のキャラクターで、ちいかわを主人公として、ネコのハチワレや、うさぎ・ラッコ・モモンガのほか、ポシェット・労働・ラーメンの各種『鎧さん』と呼ばれるキャラまで多種多様に存在しています。

つぶらな瞳で二頭身サイズの見た目の相まって、ほのぼのとした作品を想像する方が多いですが、しかしちいかわの世界はそんなに甘いものではありません。

彼らは『働くもの食うべからず』な実社会を投影したような世界観の中、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3匹を主軸として、敵の討伐や草むしりなどの仕事をしなくてはいけないのです。

ちいかわたち二頭身の生き物に仕事を与えたり、お店を営業するなど彼らの生活を支えるポジションにいるのが各種『鎧さん』たちで、この世界には通貨やインターネットなども存在しており、ファンシーな見た目に反しとても現実世界に近い世界観の中に彼らは存在しています。

これが、ちいかわ人気の大きな理由となっているのでしょう。

生きるために働かなくてはいけない、給金を上げるためには検定に受からねばならない、しかしその検定も必ず受かるわけではなく一緒に受けたのに1人は不合格になった、など切なさまでリアルに表現されているちいかわ。

可愛い見た目意外とシビアな暮らしを送っている彼らに、われわれ人間は共感を抱いてしまうのです。

やまこ
やまこ
こんなに可愛いのに、私たちと同じように仕事して、お給料を上げるための努力までしてるんだもん!

側に置いておきたくなっちゃうよね。

りと
りと
ちいかわとうさぎは言葉を話しませんが、いつも一緒のハチワレが明瞭に話す、これも人気の1つ。

言葉がなくても通じあう可愛さだけでは読者に伝わらない事も、ハチワレが話してくれるので置いてけぼりにならないのです。

 

映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】のあらすじ

りと
りと
漫画『ちいかわ』は、彼らの日常を描く1話完結型が基本ですが、長編作がないわけではありません。

【ちいかわ 人魚の島のひみつ】は、長編作の1つ『セイレーン編』を映画化したものとなります。

ある日うさぎが持ってきた、とある島への招待状から物語は始まります。

『簡単な討伐で報酬は通常の100倍!』『美味しい食べ物も実質無料!』

と書かれたそのチラシはとっても魅力的。

そこで乗り気になったハチワレは、検定試験を間近に控え迷うちいかわに気分転換をすすめ、うさぎとラッコ先生も誘って島への船に乗り込みました。

同じチラシを見た沢山の仲間と一緒に上陸した島では、影のような見た目の島民による歓迎の宴を満喫します。

好きなように飲み食いしたハチワレたちは、浜辺で洞窟を見つけました。

実はその洞窟、立ち入り禁止エリアだったのですが、先に来ていたモモンガがその立て札を倒してしまったため3匹は気付きません。

立ち入り禁止にはちゃんと意味がありました。

ちいかわたちは突如として人魚2匹を連れたセイレーンに襲われたのです!

焦ったちいかわたちは、小舟に飛び乗るも岩に乗り上げ座礁。

気付いた時にはセイレーンたちに介抱されていました。

セイレーンたちは言うのです。人魚が一人島民に食べられてしまった、と。

そのため、セイレーンたちも島民を食べて犯人を捜しているというのです。

やまこ
やまこ
ここでハチワレが思い出すんだよね。人魚を食べる事について書かれた書物を読んだことがあるって。
りと
りと
古来より伝説として伝わっている事ですよね。

人魚の肉を食べると不老不死が得られる、と。

セイレーンたちの哀しい復讐を聞いたちいかわたちでしたが、翌朝広場に集められた彼らは、そこで島民から思いがけない事を言われます。

島民たちが配って回ったチラシの『簡単な討伐』の対象がセイレーンだというのです。

思いがけない展開に巻き込まれるちいかわ、ハチワレ、ウサギの3匹は、無事元の日常に戻れるのでしょうか?

 

映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】は要注意!?セイレーンまとめ

やまこ
やまこ
セイレーンって、ギリシャ神話に出てくる美しい歌声で船を沈める海の怪物よね?

ちいかわにでてくるセイレーンも化け物扱いされてるけど、どんなキャラなのかしら?

 

映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】のセイレーンってどんなキャラクターなの?怖いのはどうして?

ちいかわに登場するセイレーンは、かなり大きな身体を持ち力も強い下半身が魚のキャラクターです。

仲間の人魚を食べた犯人だとちいかわたちを襲いますが、勘違いに気付くと事情を説明して助けを求める知能もあります。

しかしセイレーンは、島民から化物退治を頼まれたちいかわたちに裏切られたと思うが否や、その態度を一変させ残虐な一面を見せ始めるのです。

セイレーンは捕まえた島民を味噌漬けにしたり、ラッコ先生を縛り上げたりと襲い掛かってきます。

やまこ
やまこ
うわぁ~。ほのぼのとした日常とかけ離れた怖さがあるね、セイレーン編は。

このセイレーンについては、『島民を食べる化け物』として見る向きが大きく、そのため

女性
女性
ちいかわの映画、楽しみにしてたけどセイレーン編かぁ…。怖くて震えたんだよね、あの話は。

という声が少なくありません。

復讐のため島民たちを襲い怒りに任せて行動する直情的な生き物としてみると、やはり『化け物』じみた存在だと感じた方が多かったのでしょう。

しかし、セイレーンをただの化け物として捉えるのは少し単純すぎるのではないかと思います。

セイレーンは、ギリシャ神話にも出てくる半人半魚の生き物で、神話でも美しい歌声で船人を惑わせ餓死させる、という描写が見られる化け物として紹介される事が多いです。

そんな化物が『ちいかわ』に出てきたのはなぜか、を考えてみましょう。

この疑問には

女性
女性
セイレーンは神のメタファーなんじゃないかしら?

神の怒りに触れたら理不尽でも恐ろしい恐怖を味わう、という…。

と考える方もいらっしゃいました。

セイレーンは『島民を食べる』という残酷な行動に出ますが、私たち人間も災難や災害を『神の怒り』と捉える事がありませんか?

外国に比べ信仰心が薄く、クリスマスを楽しみ初詣には寺社仏閣を詣でるという、宗教観ごっちゃまぜの日本人ではありますが、しかしそれでもピンチの時は『助けて神様!』と祈った事がある人は少なくないでしょう。

日本は、八百万の神がいる国として神道が根付いています。

やまこ
やまこ
確かに!神社で遊んじゃいけないとかは勿論だけど、普段の生活でも『お米1粒には7人の神様がいる』って、食べ物を粗末にしないように躾けられたわ。
りと
りと
日曜礼拝や食事前のお祈りなどの宗教的行動は少ないので、日本人には信仰心がないと誤解される事が多いですが、むしろ山や川など自然のほか、衣食住、学問など神様は多岐に渡るがゆえに、特別視していないと言えるかもしれません。

家を建てる時には地鎮祭で土地神様に祈りを捧げ、行方不明は神隠しといったり、無意識化でも神様が日常の中にいる私たちにとっては、『罰が当たる』という言葉もあります。

セイレーンを神だと仮定すると、神の仲間を食べるだなんて不敬を働いた罰が与えられているんじゃないか、という考え方です。

ちいかわは『意味がわかると怖い』とも言われる作品ですので、セイレーンがただの化け物と考えるのは少し単純なのかもしれませんね。

りと
りと
セイレーンを人間だと仮定する考え方も見られました。
やまこ
やまこ
え?どういうこと?
りと
りと
島の集落への道中にうろこが落ちていた、という証拠?を元に、有無を言わさず襲いかかるさまが、自分たちが生きるために豚や牛などの命を搾取する姿と重なったんだそうです。
やまこ
やまこ
色んな考え方があるんだなぁ…。

 

映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】のセイレーン編がかわいそうなのはどうして?

セイレーンが『かわいそう』だと言われる大きな理由は

男性
男性
島民を襲って食べてしまうセイレーンは確かに怖いけど、そこには『復讐』っていう理由があるし、ただの化け物として片付けられるのはかわいそうだな。

というものです。

このセイレーン編、結局人魚を食べた犯人が島民の中にいる事がラストで分かります。

しかし彼らは、自分たちが犯人であることを名乗り出ず、ただただ仲間がセイレーンに食べられ続けていても、その罪を懺悔したりはしません。

なぜ食べたのか?というと、身体の大きなセイレーンにぶつかった事で瀕死となったため、不死の伝説がある人魚を食べたというのが真相。

セイレーンにぶつからなければ食べなかった、というロジックにより、ある種『自分たちに非はない』と思ったのかもしれませんが、そうは言っても、セイレーンは仲間を失い、またその後の争いでも人魚たちは崖から転落するなど、かなりかわいそうな目に合っているのは事実です。

『ちいかわ』は、ちいかわたちが主軸である以上、長編作で登場した生き物への愛着が湧き辛い事に加え、『食べてしまう』という行動がセイレーンを怖い化物として演出しており、読者が受け入れるにはかなり厳しいキャラクターなのは間違いないでしょう。

とはいえ、仲間を失いその犯人を探し出すための復讐を重ねるセイレーンを知りながら、名乗り出る事も謝罪もなく終わらせた島民がそのままやり過ごした罪は大きいのではないかと思います。

仮に、名乗り出て居たら…その島民はセイレーンの復讐を浴びていたかもしれないし、理由を話す事で許された可能性も無くはない、と考えると、セイレーン1人を悪者のように『怖い』と片づけてしまうのは、少しかわいそうなのではないでしょうか。

りと
りと
 こうした考えや見方をされる方にとっては、『セイレーン編は可哀想で辛くなる』という感想を持たれるようです。
やまこ
やまこ
う~ん…単純な『化物退治』では済まない話なんだね『セイレーン編』は。 

 

まとめ

今回は、2026年7月18日公開の映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】について、セイレーンが怖いと言われたりかわいそうと言われる理由について調べてみました。

ちいかわの世界観の中で、彼らの日常が常にほっこりのどかな日々を送れているかというとそうではありません。

彼らは討伐という仕事でキメラと呼ばれる化け物を退治したり、そのキメラが実はちいかわたちと同じ種族が絶望して変形したものだという事実が発覚したりと、ある種のダークファンタジー要素が含まれています。

そんなちいかわの世界でセイレーンが怖いと言われるのは、やはり『食べる』という行為ゆえでしょう。

生き物を食べるという行為は私たち人間も普通に行っている事ですが、読者にとって可愛い可愛いとめでてきたちいかわたちにその矛先が向くのは、かなりの衝撃と恐怖を与えたようです。

しかし、その反対にセイレーンをかわいそうだと考える方もいます。

確かにちいかわや島民を襲うさまは狂気じみて怖いですが、とはいえセイレーンたちも『仲間を食べられた』過去があるのです。

同じ過去があり、また先に仲間を失ったセイレーンたちが犯人を捜して復讐する姿のみを『怖い』と片づけるのはかわいそう、と考えれば、この物語は勧善懲悪をうたうようなものでは無いことが分かりますね。

漫画やアニメでも大人気ですが、それらに触れる事無く日々を過ごしている方にとっては、日常のあちこちで見かけるちいかわグッズぐらいしか目に留まっていないかもしれません。

そんな方にとって映画【ちいかわ 人魚の島のひみつ】は、ただかわいいだけじゃないちいかわを知るピッタリの作品ではないかと思います。

是非、大きなスクリーンで可愛さと、その先にある物語の意味深さを体感してみませんか?

ABOUT ME
記事URLをコピーしました