笑いのカイブツのあの人は若林?ピンクやベーコンズのモデルについても調べてみた
笑いに取りつかれた男ツチヤタカユキの半生を描いた映画『笑いのカイブツ』が、2024年1月5日(金)に公開となりました。
人生のすべてを「笑い」に掛け、1日に2000個のボケを考えたという正に「カイブツ」です。
映画の中で、「あの人」と表現されているらしい人物の正体は若林なのか?
オードリー若林さんの深夜のラジオ番組で、ツチヤタカユキさんが「ハガキ職人」と呼ばれるほどに番組にボケネタを投稿しまくります。
やがて、若林さんから作家見習いを勧められその道を目指すのです。
映画には、ピンクと呼ばれる男に菅田将暉さんも登場します。
映画『笑いのカイブツ』の中では、「あの人」や「ピンク」などのモデルが誰なのか?
映画に登場する人物たちを調べてみました。
Contents
笑いのカイブツのあの人は若林?
映画『笑いのカイブツ』では、敢えて「若林」さんの名前は出てこないようです。
その代わり、「あの人」と表現されているらしくそれが若林さんなのか、それとも他の誰かなのかを調べてみました。
笑いのカイブツの若林とは
「若林」とは、人気お笑いコンビ『オードリー』の若林正恭さん(立ち位置は向かって左)です。
映画では深夜のラジオ番組を担当する人気お笑い芸人ベーコンズというお笑いコンビが、リスナーからのハガキを読み上げていきます。
実際に、オードリー若林さんも深夜のラジオ番組「オールナイトニッポン」を担当していました。
ツチヤタカユキさんは既に、2005年に当時人気番組だった『ケータイ大喜利』という番組でレジェンドと呼ばれるほどに活躍中でした。
その番組では、毎回お題を出してその答えを視聴者が携帯で投稿するという、視聴者参加型番組だったのです。
当時スマートフォンが出始めた頃で、「スマートフォン元年」と呼ばれていた人気番組になります。
その後、ラジオ番組にもツチヤタカユキさんが投稿をするようになり、ここでも名の知れたリスナーでした。
仲野太賀がいわゆる若林?
映画『笑いのカイブツ』の中では、仲野太賀さんはベーコンズという人気お笑い芸人の「西寺」役です。
その仲野さんが担当する深夜のラジオ番組に、岡山天音さん扮するツチヤタカユキさんがリスナーとして、ハガキを送っていきます。
まだ映画公開前なので、この辺りがどう設定されているのか分かりません。
しかし、現実ではオードリー若林さんが担当していた深夜のラジオ番組にツチヤタカユキさんが、ハガキを送りまくっていました。
いつしか『伝説のハガキ職人』といわれるくらい、ツチヤさんの名前が知れ渡ったそうよ。
私は仲野太賀さんが演じたお笑い芸人のベーコンズ西寺とは、現実でいうオードリー若林さんのことだったのではと推測しています。
映画公開したら、この辺りを答え合わせしたいですね。
ピンクやベーコンズのモデルについても調べてみた
映画『笑いのカイブツ』で深夜のラジオ番組を担当する人気お笑い芸人は、ベーコンズというコンビです。
一人は前出でも紹介したベーコンズ「西寺」役の仲野太賀さんと、相方はベーコンズの「水木」役で板橋駿谷さんです。
私は、このベーコンズが現実でいうところの、「オードリー」で、西寺さんが現実でいう「若林」と思っています。
分かりやすく図式にしてみましょう。
- ベーコンズ西寺=オードリー若林
- ベーコンズ水木=オードリー春日
もう1人の登場人物として気になるのが、「ピンク」と呼ばれる人物。
これは菅田将暉さんが演じています。
このモデルが誰なのか?
次の章で、ピンクについて探っていきたいと思います。
笑いのカイブツのピンクは菅田将暉
映画『笑いのカイブツ』で主人公のツチヤタカユキさんとも接点のある登場人物の通称「ピンク」と呼ばれる青年に、俳優・菅田将暉さんが扮します。
ツチヤタカユキと大阪で出会う。まったく異なる境遇のピンクだがツチヤと意気投合するキーパーソン。
キーパーソンということは、物語に重要なカギを握る人物のことじゃない?
そうね、この映画でいえば、主人公ではないけど、主人公と同等か、あるいはそれ以上に物語に影響を与える人物のことね。
口コミなど、いろいろ読んでいてどうにかこのピンクがどういう人物なのか探していました。
私が思うに、ピンクは「主人公ツチヤタカユキに笑いにハマるきっかけを与えた人物」かと推測しています。
ツチヤタカユキさんは、中学生のころから「お笑い」が好きでした。
そのころ人気番組だったのが、前述している「ケータイ大喜利」です。
このころにはまだ「ピンク」なる人物とは、出会ってなかったかもしれません。恐らく、出会うのはもっと後になってからでしょう。
ピンクがいなくても「笑い」にはハマっていたと考えられます。
しかし、このピンクとの出会いで笑いに掛ける情熱=のちにカイブツになる情熱が生まれたのではないかと思ったのです。
それは、ピンクがツチヤタカユキに言った言葉からでした。
技量はあってもバカ
これは、ピンクが「売れる芸人」と「売れない芸人」の差を表現した言葉です。
人生をお笑いに捧げていたツチヤタカユキさん。現実社会で人とのコミュニケーション能力が欠如するくらい、笑いに全神経を傾けたのがツチヤタカユキさんです。
つまり、ピンクがいう「技量はあってもバカ」なのは、「売れない芸人」のこと。
例えていうなら、しゃべくりのスキルはあっても、ネタ作りにそこまで全神経を傾けてない人。その場でウケたらいいぐらいの感じでやってる人のことかなと思います。
ツチヤタカユキさんは、構成作家として新作落語の創作や吉本新喜劇の作家などで活躍中です。
このピンクというのが、実際誰がモデルになっているのか?
ツチヤタカユキさんは、「伝説のハガキ職人」といわれていた頃、若林さんに呼ばれて作家への道を目指すために上京しています。
結局、パソコンに向かって文章を書く能力がないことを悟り、作家を諦めて大阪に戻るのです。
でも、笑いの情熱は諦めてはいません。
ひたすらボケを考え続けました。そうして今の創作落語や新喜劇の作家にもなれています。
恐らく、上京するときであろうピンクの言葉「今度会うときはお笑いだけに生きるお前に会わせろよ」と。
ツチヤタカユキさんは、この言葉通りの人物になったと思われます。
ツチヤタカユキさんの心の糧になった人物は、この人たちでしょう。
- ツチヤタカユキのお母さん(劇中では「おかん」と呼ばれています)
- 劇中で「あなた」と表現される彼女さん
- 劇中で「あの人」と表現される若林さん
- 大阪時代の友人ピンク
ピンクは恐らく、この人たちと同じように心の糧になっていた友達だったかもしれません。
モデルがいるとすればきっと、大阪時代の友人といったところでしょうか。
笑いのカイブツのベーコンズは仲野太賀
仲野太賀さんが演じたベーコンズの西寺とは、劇中で「あの人」と表現されているオードリー若林さんで間違いないでしょう。
相方役のベーコンズ水木は、板橋駿谷さん。↓この方です。
出典元:https://sundae-films.com/
パッと見は、実際の若林さんと春日さんには似てないですが、なんとなく板橋さんはガッシリ系で春日さんっぽいでしょうか。
仲野さんも、ほんわかした顔は若林さんに似てるかもですね。
笑いのカイブツのまとめ
今回は、来年公開予定の映画『笑いのカイブツ』について、お笑いに人生を掛けてネタを生み出し続けた、ツチヤタカユキさんとツチヤさんの心の糧、支えになった人物「あの人」や「ピンク」のモデルが誰なのかを調べてみました。
いろいろ調べていくうちに、劇中で表現される「あの人」とはどうやらオードリーの若林さんで間違いなさそうです。
もう1人、頭がピンクヘアの通称「ピンク」と呼ばれる人物のモデルは、大阪時代の友人、ツチヤさんにカイブツになる要素をもたらした人物と推測されます。
こうした人物たちに支えられ、今のツチヤタカユキが生まれた映画『笑いのカイブツ』は、2024年1月5日(金)全国ロードショーです。