ミッシングは実話?映画のモデルになった元ネタがあるのかも調べてみた
石原さとみさん主演の映画『ミッシング』が2024年5月17日に公開され、とても話題になっています!
この映画『ミッシング』は、幼い娘が突然失踪してしまい、家族は出口のない暗闇に突き落とされ、どうにもできない現実にもがき苦しむ中で、情報の荒波に巻き込まれ、翻弄されていく母親とその家族たちの姿が描かれています。
この映画は実話なのでしょうか?またはモデルとなった元ネタはあるのでしょうか?
今回は、気になる映画の内容が実話なのか、モデルとなった元ネタがあるのかどうか、調べてみました!
Contents
映画『ミッシング』は実話なの?
それでは、映画『ミッシング』のあらすじ、キャストなどから実話なのかどうかを見ていきましょう。
映画『ミッシング』のあらすじ
『ミッシング』を鑑賞。子供が突然失踪し何の手がかりも無い中でひたすら時間が過ぎていく、それに対する恐怖、無力感、イライラを抱える夫婦、助けたい気持ちと視聴率や話題性の間で板挟みになる記者。人々の醜い面を生々しく描き出していくキツい作品ながら、微かな光も描く所が見事な傑作だった pic.twitter.com/92T5aPg5te
— Keita (@movielove0328) May 18, 2024
幼い少女が失踪する事件がおきて、あらゆる手を尽くしても見つからないまま、3ヶ月が過ぎていきました。
母・沙織里が娘・美羽の帰りを待ち続けていましたが、少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦りを感じ、その焦りから夫・豊との間で温度差が生まれ、夫婦喧嘩が絶えなくなります。
沙織里は唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼りにしていました。
そんな中、娘の失踪時に沙織里が推しのアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で「育児放棄の母」として誹謗中傷の標的になってしまいました。
世間の好奇の目に晒され続け、沙織里の精神のバランスは次第に崩れ始めて、「悲劇の母」を演じるようになってしまいます。
その一方で、砂田は局の上層部から、視聴率獲得のために沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材をするよう指示されます。
それでも沙織里は「ただ娘に会いたい」という一心で、世間にすがり続けていきます。
映画『ミッシング』監督・キャストについて
ミッシング、皆さん素晴らしいんだけど、私的にここまで普段のタッパ活かした格好良さを消して不安定な妻を支えながら正気と良識を保ち続ける夫役の青木崇高さん、MVPです。レストランの一幕とか誕生日の件とか自分自身の中の怒りを頑張って制動してる、でもあくまで普通の人の役、上手すぎる… pic.twitter.com/06EIc8kshB
— 梶原一郎 (@robosuretaroji_) May 18, 2024
監督・脚本は吉田恵輔監督(※「吉」は“つちよし”が正式表記)
代表作は「ヒメアノ~ル」(2016)、第43回ヨコハマ映画祭で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞と4冠に輝いた「空白」(2021)などの話題作があります。
石原さとみさんと吉田監督の出会いは映画「さんかく」(2010)です。
キャストは
沙織里 石原さとみ
豊 青木崇高
砂田 中村倫也
圭吾(沙織里の弟) 森優作
美羽(沙織里の娘) 有田麗未
さらに、映画『ミッシング』には小野花梨、細川岳といった、実力派俳優が主役の石原さとみさんの周りを固めています。
映画『ミッシング』は実話なの?
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映画『ミッシング』は吉田監督が脚本を執筆したオリジナル作品です。
執筆中から何度も手を止めてしまうほど、辛く苦しい現実を描き、自身のキャリアの中で最も覚悟のいる作品になっているそうです。
映画の中には、どんな状況でも前に進む強さ、他者への想像力や共感、人間の愚かしくも美しい瞬間が描かれており、演じている役者の方々はメンタルが削られるお芝居の連続だったそうです。
映画『ミッシング』のモデルになった元ネタはある?
映画『ミッシング』のモデルになった人物がいるのか、元ネタとなった話があるのか見ていきましょう。
映画『ミッシング』のモデルになった人物はいる?
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#石原さとみ
映画『ミッシング』で見せた
自分の殻の破り方
⌬.。..。…。………………。…。..。.。⌬5/17(金)公開
映画『ミッシング』で自分の殻の破った
石原さんの変化・魅力に迫ります❤️@kokoromissing— U-NEXT SQUARE (@UNEXT_SQ) May 17, 2024
先述したように、映画『ミッシング』は吉田監督が脚本を執筆したオリジナル作品なので、モデルとなった人物がいたのかは定かではありません。
しかし、石原さとみさんが、吉田監督に「どんな役でもいいから一緒に仕事がしたい」と直談判しに行き、それから数年後に映画『ミッシング』主演の連絡がきたそうです。
妊娠出産を経て自分の命よりも大切な我が子の存在を知った、石原さとみさんが演じるのにぴったりの役柄の作品になっているのではないでしょうか。
映画『ミッシング』の元ネタとなった話はある?
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過去に世界中で『ミッシング』という題名のついている映画やドラマが発表されています。
英語で『Missing』は『行方不明』と訳されるので、どの作品の題材も行方不明者の内容になっているようですが、今回公開されている映画『ミッシング』は吉田監督のオリジナル作品となっているので、公表されている映画の情報の中には、元ネタとなった話があるかどうかは見つけることができませんでした。
吉田監督が自身の魂を込めて、作り上げた作品なのでしょう。
映画『ミッシング』まとめ
『ミッシング』
あの日から毎日溢れる後悔や苛立ちに打ちひしがれ、藁にも縋る想いで失踪した娘を探し続ける夫婦。
僅かな変化に望みを託しては、痛みに無関心な世界に心は壊され…
そんな無慈悲な現実で、それでも寄り添い生きる人々。消耗の果てに魅せる石原さとみの表情が心に焼き付く。
凄く良い! pic.twitter.com/TLGAB7UOAM
— コーディー (@_co_dy) May 17, 2024
石原さとみさん主演の話題の映画『ミッシング』について、この映画の内容は実話なのか、モデルとなった元ネタがあるのかどうか、などを調べてみました!
この映画『ミッシング』は、吉田監督が脚本を執筆したオリジナル作品なので、公表されている映画の情報の中には、実話なのか、モデルとなった人物、元ネタとなった話は見つけられませんでした。
吉田監督にとっては、モデルとなった人物がいたのではなく、「吉田監督と一緒に仕事がしたい」と直談判した、石原さとみさんが演じるのにぴったりの役柄の作品を作り上げたのかもしれませんね。
映画『ミッシング』は吉田監督、キャストの皆さんが精神を削られる思いで作り上げた作品になっているようです。
是非、劇場でご鑑賞ください!