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真相をお話しします 警備員のネタバレを調査!彼の正体は何者だったのか?

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2025年4月25日に、映画【#真相をお話しします】が公開されます。

結城真一郎さんの同名小説を原作にして展開する【#真相をお話しします】の原作は短編を集めたオムニバス小説となっており、考察好きな読者に好まれています。

今回の映画化では、警備室で意気投合した菊池風磨さん演じる桐山と、大森元樹さん演じる鈴木がとあるサイトに参加する事で物語が展開するようです。

秘密を抱えている桐山と、なにを考えているか読めない鈴木。

映画の主軸を担う2人ですが、ネタバレを追うと原作にはどうやら登場していない様です。

5篇の短編小説全てに仕掛けられたどんでん返しに読者が夢中となった『真相をお話しします』とは、いったいどんな物語なのでしょうか?

そこで今回は、映画【#真相をお話しします】の主人公である警備員について調べ、鈴木との関係にもネタバレで迫ってみたいと思います!

 

映画【#真相をお話しします】ってどんな話なの?

りと
りと
映画【#真相をお話しします】の原作者・結城真一郎さんは、平成生まれの作家として初めて第74回日本推理作家協会賞で短編部門を受賞されています。

どんな内容なのか気になりますね。

 

映画【#真相をお話しします】のあらすじとは?

ビルの警備室で2人の男がパソコン画面を覗き込んでいます。男たちの名前は、桐山(菊池風磨)と鈴木(大森元樹)。

2人は、あるネットチャンネルの生配信を心待ちにして、共にパソコンに釘付けなのです。

そのチャンネルの名前は『#真相をお話しします』

生配信でありとあらゆるゴシップの真相を暴露するチャンネルです。

このチャンネルは『スピーカー』と呼ばれる暴露者が、芸能人の裏の顔や報道されない事件の真実などを語ることで多くの聴衆を興奮させ、『投げ銭』という形で対価を得るシステムとなっています。

真相がヤバければヤバいほど投げ銭は高額となるため、一攫千金を狙う者たちは『#真相をお話しします』の『スピーカー』の座を狙い、様々な『真相』に興奮する多くの人が集まるのです。

そんな『#真相をお話しします』の配信に見入っている桐山もまたその『スピーカー』の座を狙う1人…多額の借金を背負っている彼にとって、『#真相をお話しします』は、人生の一発逆転をかけた場でもあるのでしょう。

そんな桐山が、念願の『スピーカー』に選ばれた時、彼の運命は加速度を増して、思ってもみなかった展開を迎えます。真相を暴露する桐山から急にマイクを奪った鈴木が『続いて、僕がスピーカーです』と言い出したことによって…。

やまこ
やまこ
原作『#真相をお話しします』を読んで、そのどんでん返しに興奮した読者の期待を裏切らない仕掛けがなされているらしい映画【#真相をお話しします】。

物語のどんでん返しを謀るのは鈴木なのか、はたまた桐山なのか、展開が楽しみな映画ね!

 

映画【#真相をお話しします】の期待大なキャスト陣!

りと
りと
映画【#真相をお話しします】は、菊池風磨さんと大森元貴さんのW主演でも話題となっていますが、その他にも素敵な役者さんが沢山出演されていますので、チェックしておきましょう。 

まずは主人公を演じられるお2人です。

  • 警備員・桐山…菊地風馬
  • 謎の男・鈴木…大森元貴

菊地さんはNetflixにで、ご自身が所属するグループに新しいメンバーを迎えるためのオーディション番組が話題となっていましたね。『#真相をお話しします』のような視聴者参加型ではないとはいえ、SNSで呟かれ大きな話題となった番組の中心人物として、とても頭の良い方という印象があります。

大森さんは、『Mrs.greenapple』として、ヒット曲を量産し続けている大人気アーティストですね。まるで音源のように正確で伸びやかな歌声と、誰の心にも届く歌詞の数々で、多くの人に影響を与えている人と言っても良いでしょう。

やまこ
やまこ
お2人とも俳優が本業ではないし、大森さんに至っては演技初挑戦で主役というびっくりなキャスティングなんだけど、映画【キャラクター】で猟奇的殺人犯を演じられたSEKAI NO OWARIのFukaseさんがとっても素晴らしかったから期待しちゃうなぁ!

続いて、主役2人と共に映画を盛り上げるほかのキャラクターについても見ておきましょう!

  • 『#真相をお話しします』支配人…岡山天音
  • 今話題のヨガ教室経営者  ……………中条あやみ
  • 恋愛悩みのある桐山の友人 …………伊藤健太郎
  • 女たらしな桐山の親友   ………………柳俊太郎
  • 港区女子な桐山の知人…………………斎藤京子
  • 元家庭教師の営業  ………………………綱啓永
  • 一戸建てに住む主婦 ……………………桜井ユキ
  • パパ活をしているOL……………………田中美久
  • タトゥーをしている男…………………原嘉孝
  • 美容室経営者………………………………伊藤英明
  • 1人暮らし希望の女子大生  …………福本莉子

以上、映画【#真相をお話しします】の公式サイトに載っているキャラクターは、お若い俳優さんから渋いベテランまでキャスティングされ、主役を含め全部で13人でした。

やまこ
やまこ
個人的には、チャンネル支配人の岡山天音さんと、美容室経営者の伊藤英明さんが気になるなぁ!

あと、桜井ユキさんも!彼女がただの主婦なわけないもんね。

どのキャラも『真相』を隠しているわけだけど、そのどんでん返しにどんな表情を見せてくれるのか楽しみ~!

 

映画【#真相を話しします】の警備員をネタバレでまとめてみた

りと
りと
そもそも、桐山は警備員としての仕事もせずパソコン画面に夢中なわけですが、いったい彼は何者なのでしょう?

桐山は原作ではどのような立ち位置なのか、またその正体についてもネタバレで調べてみました。

 

映画【#真相をお話しします】の原作ってどんな感じなの?

原作の『#真相をお話しします』は、短編5つからなる考察系小説で2023年には本屋大賞の10位に選ばれました。

5つの異なる物語が、様々などんでん返しで決着する『#真相をお話しします』には、著者・結城真一郎さんが受賞された第74回日本推理作家協会賞短編部門作品『#拡散希望』も一緒にまとめられており、現在では漫画化もされ、作画をもりとおるさんが担当されて全3巻で刊行しています。

小説『#真相をお話しします』に掲載されているのは

  • 惨者面談
  • ヤリモク
  • パンドラ
  • 三角奸計
  • #拡散希望

の5篇。

『惨者面談』では、塾の営業担当者が訪れたとある家の違和感から始まります。営業担当者は営業ノルマもありますし、その為の契約成立が自身の評価に繋がるため、生徒候補の自宅を見る観察眼に優れているのでしょう。

彼が感じた違和感をそのまま放置しなかったことで明るみになる『真相』は、ニュースでも良く聞く事件と放送されないその新事実を浮き彫りにしています。

やまこ
やまこ
まずこの家の母親が怖いんだよね。息子の紹介もせずに家庭教師を依頼するって普通ありえないでしょ。

映画の公式サイトに『元家庭教師の営業』がいるし、これは映画でも描かれそうでドキドキするね。

『ヤリモク』は、妻子持ちの男性が主人公となっています。彼は妻子がいながらマッチングアプリで出会った女の子をお持ち帰りするような男ですが、しかし本当の目的は娘の美人局を辞めさせること。

その為に自分もまたマッチングアプリを活用しているようなのですが、とはいえどうして娘の行動を抑止する方法が自身もマッチングアプリを使う事に繋がるのでしょう?そこには、世間を騒がせる『マッチングアプリ殺人事件』と男との関係に秘密があるのでした。

やまこ
やまこ
男の父親としての愛情が異様にひん曲がっている作品!
こちらは公式サイトの美容室経営者の紹介に『娘の為に~』という言葉があるから、伊藤英明さんが演じるのかな?
伊藤さんと言えば映画【悪の教典】のサイコ教師がピッタリすぎて印象深いから、このかなり行き過ぎた父性愛にも期待しちゃうな。

『パンドラ』では少子化日本において、『ありえない』とは言い切れないような事が中核となっています。

物語は不妊治療の末に子供を授かった主人公夫婦と、そんな2人の前に『あなたの精子提供によって生まれました』と女の子が現れる事から始まります。実は主人公は15年ほど前、なかなか子供を授かれない自分の経験を活かして、子供が欲しい女性に生死を提供していたのです。

性提供の時期や血液型などを照らし合わせるうち、彼女が血のつながった娘だと知るのですが、それと同時に彼女の母親が15年前当時必死の形相で子種を欲しがった理由や、誕生から慈しみ育ててきた娘との血縁関係の秘密が露見して…。

やまこ
やまこ
15年前の『連続幼女殺人事件』の犯人と主人公が似ている、という伏線がラストのどんでん返しに繋がっているんだけど、同じ女性としては精子提供を迫った母親の気持ちがしんどかったな。

こちらは映画で描かれるのかな?桜井ユキさんが主婦なんだけど、秘密を抱えている主人公の奥さんなのか、もしくは『惨者面談』のお母さん役か…気になるね。

『三角奸計』では、友人同士のリモート吞みが舞台となっています。大学時代の友人3人がリモートで呑み会を始めたのですが、友人の1人から主人公にとあるメッセージが届きました。

曰く『自分の婚約者と浮気しているアイツを今から殺しに行く』というのです。彼はもう1人の友人を浮気相手だと思っているようですが、実は彼の婚約者を繋がっているのは主人公で…という所から、リモートというデジタルの力を使った仕掛け(奸計)が主軸となる作品でした。

やまこ
やまこ
この作品は読者の間でも『作り込みがすごい!』として大人気なんだけど、主人公の名前が桐山っていうのね。

映画【#真相を話しします】で菊池風磨さんが演じられるキャラの名前も桐山…。もしかしてこのお話が映画の根幹となるのかしら?

最後の『#拡散希望』は、『#真相をお話しします』の中でもある意味一番身近にある物語かもしれません。

離島に暮らす子供たち4人がiPhoneを手に入れ『ゆーちゅーばー』になる事にしたことで展開して行く今作では、親が子育てをネット上に発信してしまう事から起こるエラーを描いています。

島にたった4人しかいない子供のうち、生粋の島っ子はただ1人、残りの3人は移住組でスマホを持っておらずYouTubeも見た事がありません。そんな彼らが『ゆーちゅーばー』を目指したことで起こる殺人事件の真相は、親のエゴに子供が振り回されているというアンチテーゼのように感じた読者も多かったようです。

やまこ
やまこ
ジム・キャリー主演の映画【トゥルーマン・ショー】を思い出しちゃった。

当時は大掛かりな仕掛けが必要だった事も、現代ではスマホ一台あればだれでも出来ちゃう現実が、子育て発信の用意さに繋がっていて…。

『#拡散希望』のような事件は早々起こらないだろうけど、でも子供って親の私有物ではない事をちゃんと理解出来てるかな?って自分を振り返りたくなるお話しだったな。

これら5つの物語にはそれぞれ『真相』があり、そのどれもが私たちの日常とそう遠くないところにあります。

現代の日本で起こっている気にも留めないような些末な事として片付けられている事の裏側には思ってもみない『真相』が隠されている、という展開が多くとても楽しめる小説が『#真相をお話しします』なのです。

映画では、これらがどんな風に映像となって観られるのか楽しみですね!

 

映画【#真相をお話しします】の警備員は何者なの?

映画【#真相をお話しします】の警備員・桐山ですが、同じ名前が原作小説の『三角奸計』の主要キャラとして描かれていました。

仮に、映画の桐山と原作の桐山が同じキャラクターなのだとすると、彼の人物像は

  • 警備員
  • 多額の借金がある
  • 友人の婚約者と不倫している

となります。

映画のキャラクター紹介部分には『桐山の親友』『桐山の友人』『桐山の知人』キャラも掲載されているため、やはり菊池風磨さんが演じる桐山は『三角奸計』の真相を語る可能性が高いのではないでしょうか?

ただ、監督の豊島圭介さんによれば、緻密に組まれた原作を更にパワーアップさせるべく、映画ならではのスペシャルな仕掛けを施しているとのこと。

そもそも映画【#真相をお話しします】には、『真相』を語るための舞台がYouTubeチャンネルに用意されています。『真相』を語り聴衆を興奮させることで金銭を得る仕組みですから、その内容が重ければ重いほど金額も膨らむのでしょう。

りと
りと
そう考えると、『三角奸計』はそんなにも重い内容だろうかという気もしてくるから不思議なものですね。 
やまこ
やまこ
確かに…内容としては、愛する娘の為におかしくなってる父親を描いた『ヤリモク』の方がゾッとしたかな。

それに、賞を獲得している『#拡散希望』が映像化されていないとしたら、それも少し残念だし…。

となると、名前は同じ桐山でも違うキャラクターという可能性も捨てきれません。つまり、桐山の正体について明確に示されているものはないということです。

桐山は『三角奸計』の桐山かもしれないし、『#拡散希望』に出てくる子供たちの成長した姿なのかもしれない…はたまた映画オリジナルのキャラという可能性も捨てきれないなか、鈴木という謎の男が側にいる不気味さも加味しなくてはいけません。

鈴木については桐山に輪をかけて詳細な紹介がなく、警備室にいるんだから警備員なのかな?でも警備服着てないよね…という、全てが謎の男となります。桐山から『スピーカー』としてのポジションを奪い取った鈴木の正体についても詳しい事は全く分かりませんでした。

ただ豊島監督は、鈴木を演じられた大森さんについて

『狂気とナチュラルさが共存している稀有な人』

と話されており、鈴木の正体が物語のキーポイントであることは間違いなさそうです。

映画【#真相をお話しします】では、この鈴木こそが物語の根幹を握る重要なキャラクターとなっているだけに、桐山との関係性も気になるところですね。

りと
りと
豊島監督が

『考察的映画体験ができる!』

と自信を持って完成させた映画【#真相をお話しします】の公開を楽しみに待ちましょう! 

 

まとめ

今回は映画【#真相をお話しします】について、警備員の正体などネタバレ覚悟で調べてみました。

映画【#真相をお話しします】は、結城真一郎さんの書かれた短編小説『#真相をお話しします』が原作となっています。

しかし原作には、真相を話す事で大金を得るYouTubeチャンネルや、警備員・桐山と共に警備室で同チャンネルを見る鈴木が登場しません。

桐山に関しては、同じ名前のキャラクターが原作にもいるものの、映画でも同じキャラなのかどうかは公開前ということもありネタバレが見つかりませんでした。

ただ、桐山に関しては『警備員であること』『借金を背負っていること』など、人物像が見える紹介があるのに対し、鈴木については全く詳細な説明がない為、彼が警備員なのかどうかすら判断が出来ない状態です。

全ては映画【#真相をお話しします】の公開を待たなくてはならず、この事前情報の少なさは映画の考察を楽しむための秘策なのかもしれませんね。

映画【#真相をお話しします】は、2025年4月25日の公開となります。極上の考察系エンターテイメントをご覧になって観ませんか?

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