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アングリースクワッドの原作の結末は?刑事と7人の詐欺師のラストについて予想!

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2024年11月22日に、映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師】が公開されます。

主演は内野聖陽さんと岡田将生さん、公務員と詐欺師という異色のタッグで展開されるこの作品の原作は韓国ドラマなんだそうです。

コロナ禍の前から脚本を練り続け、内野さんもプロットに参加しながら作り上げた通称【アンスク】は、映画【カメラを止めるな】の監督・上田慎一郎さん渾身の作品として、どんな結末を迎えるのか期待が高まっています。

昨今は日韓の間でお互いの作品をリメイクする事が増えており、昨年も岡田准一さん主演【最後まで行く】が、韓国映画を原作として上手く日本に落とし込み、最高にハラハラする作品として公開されました。【アンスク】への期待感も高まりますね!

では、この【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】の原作となった韓国ドラマは一体何なのでしょうか?

この記事では、映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】の原作と結末を調べ、まとめてみました。

 

映画【アングリースクワッド】の原作とその結末をネタバレ紹介

りと
りと
映画【アングリースクワッド】の原作は、2016年の韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』とのことです。

『元カレは天才詐欺師~38師機動隊』とはどんなストーリーなのでしょうか?

 

映画【アングリースクワッド】の原作・『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』のあらすじ

ソウォン市役所税金徴収局に勤める税金徴収3課課長のペク・ソンイル(マ・ドンソク)は、真面目で正義感の強い性格で部下から慕われてはいますが、課としての成績はあまり良くなく、各課ごとのノルマである滞納税金の徴収額が低い事に少し焦っています。

そこでソンイルは、高額の税金滞納を抱えるマ・ジンソク(オ・デファン)への家宅捜索を決め乗り込みますが、数多くの金品を差し押さえられても悪びれる事無く挑発してくるジンソクに煽られ、殴りつけてしまいました。

滞納者と言えども殴ってしまっては大問題です。懲戒委員会にかけられ、小雨降るなか落ち込みながら娘と帰宅していたソンイルでしたが、ちょうど通りかかった車が踏んだ水たまりを浴びせられます。

無礼な車の持ち主はジンソクでした。車がないから徒歩で帰るしかないのか、と嘲るジンソクを前にソンイルは何も言い返せません。腹ただしくなったソンイルは、思い付きで中古車の個人売買に手を出しますが、なんと中古車詐欺にあってしまいます。

易くはない金額を騙し取られてしまったソンイルは、どうしても諦めきれなかったのでしょう。

友人である刑事・パク・トクペ(オ・マンスク)に協力してもらい、自分をはめた詐欺師ヤン・ジョンド(ソ・イングク)を捕らえます。すると、出所したばかりのジョンドは自分を警察に突き出さない代わりに、滞納者を詐欺に欠ける事で納税金額を奪い取ってやる、との取引を持ち掛けてきました。

詐欺は犯罪であるとジョンドの取引を無視しますが、時を同じくしてソンイルには賄賂受け取りの容疑がかけられてしまいます。やってもいない罪を被せてきたのはジンソクの罠だと気付いたソンイルは、ジョンドの取引に乗ることに決めました。

りと
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これは、ジョンド率いる詐欺集団38師機動隊とソンイルが、

『巨額の滞納金を踏み倒し続ける悪質な脱税者から金を騙し取っていく』

爽快な勧善懲悪のサスペンスコメディです。

 

韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』の結末とは?

りと
りと
まずは38師機動隊メンバーについてみておきましょうね。

  • 詐欺師      :ヤン・ジョンド
  • 闇金界の女王   :ノ・バンシル
  • 当たり屋     :チャン・ハクチュ
  • 凄腕ハッカー   :チョン・ジャワン
  • 美人局      :チョ・ミジュ
  • バンシルの娘で秘書:チェ・ジヨン

ここに、ソンイルが加わって7人の詐欺師の出来上がり、といったところでしょうか。

ソンイルを含む38師機動隊は、様々なトラブルに見舞われながらも不動産詐欺でジンソクを騙します。

やまこ
やまこ
ジンソクからの振り込みを確認したソンイルが

『これで滞納金の満額57億7,000万ウォンは完納されました』

って決め台詞を言うところがスカッとするのよね~。

いくつもの滞納金を詐欺で騙しとって納付させた38師機動隊は、次にピルギュという高額納税滞納者に狙いを定めると、互いに連絡を取り合いながら彼の子供たちを詐欺にかけ、見事ピルギュから大金を回収します。

『これで497億ウォンを回収しました』といつものピルギュに告げたソンイル、ところがその大金を納税には回さないと言い切ったジョンド。

実はピルギュは、ジョンドの人生をめちゃくちゃにした張本人でした。ピルギュは自分の会社で働いていたジョンドの母に濡れ衣を着せ、妻を助けるべく独自捜査を始めたジョンドの父をも収賄容疑で投獄していたのです。

更には復讐を計画していたジョンドもまた、ピルギュによって仕向けられたジェソン刑事により捕らえられ、こうして彼の家族は離散させられたのでした。

服役中も復讐心を燃やしていたジョンドは、ソウォン市長と繋がっているため余裕な様子のピルギュを前に謝罪を求めるも、馬鹿にしたようなピルギュの姿に、ジョンドは約500億ウォンにも及ぶ大金をビルの屋上からバラまきます。

やまこ
やまこ
でもこのジョンドの行動は、ソンイルはもちろん38師機動隊に対しても裏切り行為でしかないのよね。

だってジョンドってば彼らに相談もなく勝手に復讐しちゃうんだもん。

この行動によって38機動隊の活動は終わり、それだけでなくビルの屋上から大金が降るという異常な事態に、ピルギュの親玉・チェ会長が動き始めてしまいます。

降ってきた大金の出どころに捜査のメスが入れば自分の身も危なくなると感じたチェ会長は、ピルギュを始め税金徴収課内で暗躍していたアン・テウク(チョ・ウジン)局長やジェソン刑事らを切り捨て、彼らは警察に連行されてゆきました。

しかしそんなチェ会長をソンイルが逃すはずがありません。チェ会長に逆らえないソウォン市長から、8年前に自殺した職員・ミンシクを例に出しながら行動をいさめられても、その死を後悔しているソンイルはジョンドと和解しチェ会長を狙うのです。

ビルから大金を撒いたジョンドでしたが、ソンイルが取り立てるべき地方税45億ウォンだけは手元に残していたことで再びタッグを組んだ2人は、チェ会長を追い詰める為の詐欺に取り掛かります。

やまこ
やまこ
ただこれがチェ会長の罠だったんだよね!

ソゥオン市長がソンイルの名を騙って通報したことでジョンドは逮捕されちゃうし、あっという間の形勢逆転にびっくりしちゃった。

それでも彼らは諦めていません。ジョンドが逮捕されてからの2年間、ソンイルは運営支援チームに移動となり大人しくしていましたが、交流前のジョンドに言われた通り、チェ会長の情報を集め追い詰めるための準備をしていました。

模範囚として仮釈放されたジョンドと合流したソンイルは、チェ会長の本当の資金源である子会社のクッチン建設に狙いを定めます。ジョンドの大金ばら撒き行動により離散していた38師機動隊を再結成した2人は、融資詐欺でクッチン建設を潰す計画を立て、更なる人物を仲間に引き込みました。

1人はジョンドの刑務所仲間であるワン会長、そしてもう1人はまさかのジンソクです。チェ会長やソウォン市長に顔バレしているソンイル達ではうまくいかない部分を担ってもらう為のジンソクでしたが、当然ソンイルは激しく反発!

やまこ
やまこ
ソンイルからしたらジンソクなんていつ裏切るか分かんないから信用できないもんね。

でもジンソクはソンイルの想像裏切って良い働きするのがまた面白いのよ。

出所したばかりにも関わらず羽振りの良さを見せるジンソクは、クッチン建設の財務管理担当者に近付き、自分は融資詐欺で上手くやってるんだよ、と嘯き担当者を融資詐欺に上手く誘い出したのです。

ところが、ジンソクがうまく誘導しているのと同じ時、チェ会長が急にソンイルを訪ねてきます。思いがけないチェ会長の登場に、内部にスパイがいると見抜いたジョンドは、38師機動隊の仲間を集め、過去の自分の行動を改めて謝罪しました。

滞納金を納付させるための詐欺とはいえ38師機動隊は皆ボランティアではありません。相応の手取りがあるからこそ協力していたにも拘らず、ピルギュから巻き上げた大金を勝手にばらまいたジョンドに対する不信感は拭えてなかったのでしょう。

あの時の自分勝手な行動を謝罪するジョンドに、名乗り出た内通者は当たり屋のハクチュでした。チェ会長に情報を流していたと打ち明けたハクチュの告白とジョンドの謝罪は、結果的に38師機動隊の結束力を高め、ハクチュはそのままチェ会長に対する二重スパイとして活動する事になります。

結束を強めた38師機動隊は、ジンソクを使ってクッチン建設に水増しした帳簿を準備させ、いよいよ銀行に向かうところまで来ました。ところがここでまたトラブルが起きてしまいます。

クッチン建設が水増ししたその帳簿を、元税金徴収局長のアンにより奪われソウォン市長の手に渡ってしまったのです!

やまこ
やまこ
チェ会長の圧に抗えなかったソウォン市長にしてみれば、彼の資金源たるクッチン建設の水増し帳簿は大きな武器だもの。

これによりピンチに陥ったチェ会長が呼び出したのは、2年前に切り捨てたはずのジェイド刑事でした。出所してすぐ会いに来ていたジェイド刑事から、確実にソウォン市長を操れる弱みがあると言われていたチェ会長は、その情報を100億ウォンで買い取ったのです。

ソウォン市長の弱みとは、8年前のミンシクの自殺にあります。実はミンシクはピルギュに殺されたのですが、その死を自殺に偽装して隠ぺいしたのがソウォン市長だった…この事実により、チェ会長の弱点を掴んだかに見えたソウォン市長は、やはり彼からは逃れられません。

一方、100億ウォンを手にしてジェイド刑事でしたが、それをうまく活用したのはジョンドでした。ジョンドはジェイド刑事の隙をついて100億ウォンを持ち出すと、それをワン会長のもとに運び入れ、彼の手からソウォン市長に渡します。

ワン会長は、市長選を迎え苦戦していたソウォン市長のスポンサーを申し出ていたこともあり、ソウォン市長はその100億をうけとるのですが、これこそがジェイドたちによる仕掛けの最終章でした。

やまこ
やまこ
ジェイド刑事がせしめたように見えた100億だけど、

チェ会長→ジェイド刑事→ジョンド→ワン会長→ソウォン市長

の順で流れて行ったのよね、結果的に。

この様子を全て納めていたカメラ映像が公開されたため、世間が大騒ぎになるのも当然です。チェ会長からの不正献金を受け取っていたのでは?との容疑がかかったソウォン市長は、ジェイドが証言したこともあり、自分の罪をすべて認めました。

チェ会長の1,000億ウォンにもなる高額滞納金を見逃していた事とのソウォン市長の告白により、チェ会長は家宅捜査を受けすべてを差し押さえられ、ソンイルはいつもの決め台詞

『1,000億ウォン、完納されました』

と言い捨てその場を去ったのでした。

りと
りと
この作品は『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』という邦題がつけられていますが、原題は『38師機動隊』、英題でも『Squad38』とされていますので、日本のタイトルだけが恋愛要素を前面に押し出していますね。

しかし内容は、恋愛よりも復讐や勧善懲悪の為の作戦が二転三転する様が楽しめる作品です。

映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】が、この二転三転をどんな風にアレンジしているのか楽しみですね!

 

映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】のラストを大予想!

りと
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映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】のベースは『元カレ~』から取っているとはいえ、その内容には日本らしい展開や、上田監督の斬新なアイディアが活かされているとのこと!

どんなアイディアなのか楽しみですね!

 

映画【アングリースクワッド】のあらすじ

税務署に勤める公務員・熊沢二郎(内野聖陽)が詐欺にあった事から物語は始まります。

大金を騙し取られた熊沢は、親友である刑事の八木晋平(皆川猿時)に助けて貰って、詐欺師・氷室マコト(岡田将生)を探し出しますが、彼はここで取引を持ち出しました。氷室の取引は、熊沢が追う高額の税金滞納者・立花大和(小澤征悦)詐欺にかけて脱税した10億円を徴収するというもの。

その代わり自分は見逃してほしいと言い出した氷室に、犯罪の片棒を担ぐことへの戸惑いを感じるも、どうしても立花に復讐したい恨みを持っている熊沢は、この荒唐無稽な取引に乗ることを決意します。

2人は、闇金親子や元女優などの曲者ぞろいのメンツで『アングリースクワッド』と名付けた集団を結成し、かつてない壮大な滞納された税金徴収ミッションに挑みます!

りと
りと
映画【アングリースクワッド】には、内野さんや岡田さんの他、熊沢の上司・安西元義には吹越満さんがキャスティングされていたりして、詐欺集団でも滞納者でもないキャラクターに吹越さんがいる意味深さを感じてしまいます!

 

映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】のラストを大予想!

映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】は、熊沢と氷室が高額滞納者・立花から10億円を騙し取る結末で終わると考えられます。

りと
りと
映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】は、原作の韓国ドラマの6話までをベースとしていると上田監督が明言されています。

そこで、【アングリ】の結末は、原作の『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』の6話の終わりを見てみましょう。

『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』でも公務員・ソンイルと詐欺師・ジョンドのコンビが活躍する事で悪徳滞納者を懲らしめていくのですが、最初のターゲットはジンソクという高額税金滞納者です。

やまこ
やまこ
 つまりこれが【アングリ】では小澤征悦さん演じる立花大和、というわけね。

このジンソクを詐欺でだます事で滞納金を徴収するまでが6話で描かれています。

『6話くらいまでをベースに作った』

という上田監督の言葉通りであれば、立花から滞納金10億円を騙し取るまでが映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】ではないかと考えられますね。

とはいえ、内野聖陽さん演じる熊沢が詐欺に加担してでも復讐したい恨み、というのは何なのか気になるところですが…。

原作の『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』では、全体を通すことでソンイルとジョンド2人の復讐が果たされますが、岡田将生さん演じる氷室にも誰かに対する復讐心があるのか…このあたりにも、上田監督によるアイディアたっぷりなオリジナリティが加わっているのでしょう。

韓国作品ではよく男性俳優二人のタッグを『ブロマンス』と称して、親密さを感じさせる演出が多用されますが、その部分が映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】でも活かされているのか、ここも注目点です。

『仁-JIN-』や『昨日何食べた?』で見せた幅広い役幅を持つ内野聖陽さんと、『ゆとりですがなにか』から『虎に翼』と爽やかな容姿だけではない確かな演技力を見せる岡田将生さんによるブロマンス部分も楽しみに公開を待ちましょう!

りと
りと
ただし、上田監督は『かなりアレンジしているから、原作ドラマを見ていても大きなネタバレにはならない』ともお話しされていますので、もしかしたら結末も変わっているかもしれません。

 

まとめ

今回の記事では、映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】の原作と、その結末について調べてみました。

【アンスク】の原作は、韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』の1話から6話までがベースとなっている、公務員と詐欺師による勧善懲悪物語です。この6話分のストーリーに、上田監督のアイディアやオリジナリティが盛り込まれているため、結末にも多少の違いがあるかもしれません。

『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』は、裏切り者や内通者が入り乱れる事による息を持つかせぬスピーディーな展開が魅力の作品ですので、ドラマよりもきゅっと時間の短い【アンスク】でどんな風に演出されているのかも気になりますね。

原作を知っていても大きなネタバレはない、と上田監督もお話しされていますので、『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を知っている方も知らない方もきっと楽しめる映画【アングリースクワッド~刑事と7人の詐欺師~】の公開は、2024年11月22日です!

二転三転するストーリーで悪者が懲らしめられる勧善懲悪物語を、大きなスクリーンで臨場感たっぷりに体感してみましょう。

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