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あの人が消えた に原作ある?ネタバレや映画の結末や犯人を予想してみた!

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映画【あの人が消えた】が、2024年9月20日に公開されます。

主演に人気急上昇中の若手俳優・高橋文哉さんを迎え、先読み不可能なミステリーエンターテイメントとして製作された映画【あの人が消えた】ですが、この作品に原作はあるのでしょうか?

ミステリーという事でどんな結末を迎えるのか気になりますが、昨今漫画や小説、アニメなどの実写映画が多くなっている為、原作があるのならネタバレで展開を先読みする事が出来ますよね。

そこで今回の記事では、映画【あの人が消えた】の結末について、原作があるのか、ネタバレも含めて調べてみました。

 

映画【あの人が消えた】に原作はあるのか?あらすじもご紹介

やまこ
やまこ
2020年放送のドラマ『先生を消す方程式』の高橋文哉さんと田中圭さんが映画【あの人が消えた】で再共演するんだって。楽しみ!

 

映画【あの人が消えた】の原作は漫画?小説?いったいなに?

映画【あの人が消えた】の原作はありません。漫画でも小説でもなく、監督の水野裕さんが書いたオリジナル脚本が元となっています。

水野監督はドラマ『ブラッシュアップライフ』でAsian Academy Creative Awards2023を受賞されている大注目の若手監督ですが、この【あの人が消えた】の物語は、コロナ禍のステイホーム期間に思いつかれました。

当時自宅にいる時間が長かった水野監督は、自分が住んでいるマンションの住人について、意外と知らないという事実に恐怖心を抱いたんだそうです。

ステイホームで自宅時間が増えたからこそ隣にどんな人が住んでいるのか知れましたが、普通の生活では隣人の事すらよく知らない、というのはある意味恐怖心を掻き立てますよね。

そんな恐怖を抱いた頃、水野監督はもう1つ【あの人が消えた】に大きな影響を与えるポイントに気付きます。それは自宅へ荷物を届けてくれる配達員さんがいつも同じ人だという事。

その事実に気づいた時、実はこのマンションについて一番知っているのは配達員さんなのでは?と考えたことで映画【あの人が消えた】の脚本が出来たようです。

『誰の身にも起こりうることかもしれない』として製作された映画【あの人が消えた】は、このような水野監督の実体験から生まれたオリジナル脚本が元となっており、原作がない分先読み不可能としてタバレを掴みにくい作品となっているようですね。

 

映画【あの人が消えた】のあらすじをご紹介

コロナ禍を機に配達員となった丸子(高橋文哉)は、4年経ってもクレームが届くなど未だ仕事に慣れない青年です。

唯一の楽しみは、毎日更新されるWEB小説を読む事しかない丸子の日常に変化が訪れたのは、配達管轄内のとあるマンションクレマチス多摩で一人の女性と出会った事がきっかけでした。

小宮(北香耶)という女性宅への配達時、たまたま見えたパソコンの画面に、丸子が日々楽しみにしているWEB小説『スパイになろう』の下書きが見えたのです。もしかしたら大好きな小説の作者・コミヤチヒロかもしれないと浮き立つ丸子は、同じ配達員の先輩・荒川(田中圭)にその喜びを打ち明け、彼女への密かな憧れを抱くようになりました。

そうしてクレマチス多摩へ配達に行くうち、挙動不審な男・島崎(染谷将太)が小宮のストーカーなのではないかという噂を知った丸子は、俄然張り切って小宮の安全を守ろうと動き出します。

小説家を目指している荒川にも協力してもらい、同じマンションの沼田(袴田吉彦)や長谷部(坂井真紀)などに島崎の事を聞きこむ丸子。すると沼田も長谷部も口をそろえて島崎は怪しいと話し、

『服に血がついていた』

『島崎の部屋に血まみれの女性がいた』

等の血生臭い目撃情報を打ち明けます。そんな事を聞いて丸子がじっとしていられるわけがありません。

小宮を守るという正義感を爆発させた結果、丸子は危険人物と認定した島崎の自宅に勝手に侵入してしまいます。ところがそこへ島崎が帰宅してしまい、鉢合わせてしまった2人…。

そのころ、時を同じくしてクレマチス多摩には警視庁が接近しています。大事件を扱う警視庁がクレマチス多摩を危険視し、捜査官・寺田(菊地凛子)が疑っている事件とは一体何なのでしょうか。

やまこ
やまこ
警視庁が追う事件と、クレマチス多摩で起こる『人が次々に消える』という噂や人間関係など、気になる事がたくさんある映画だわ。

思いもよらぬ結末に向かって疾走していくらしい映画だから、物語も二転三転しそうだよね。

 

映画【あの人が消えた】のネタバレ調査と結末予想

やまこ
やまこ
挙動不審の怪しい男・島崎役の染谷将太さんは『ジャンルの区分が難しいくらい今までにないミステリー作品』って言ってたわね。

 

キャラクター紹介から見る映画【あの人が消えた】のネタバレ調査

原作もなくネタバレもなかなか見つからない映画【あの人が消えた】は、公開されているキーワードが事故物件・大捜査網・不審者侵入の3つしかありません。

そこで、公式サイトのキャラクター紹介からネタバレ調査してみましょう。以下にキャラクター紹介をまとめてみました。

丸子(高橋文哉) *配送員『誰かに必要とされたかった』

りと
りと
丸子を形成する言葉たち『 彼女なし・学費滞納・投稿者名まる子・バイトくび』。

主人公としてはなかなかに冴えない言葉が並ぶわね…。

小宮(北原香耶) * 205号住人『信じられないようなことを言いますが…』

やまこ
やまこ
 小宮を形成する言葉は『ラノベ作家・毎日更新・神隠し・男の影・双眼鏡  』。

『男の影』も気になるけど『双眼鏡』も変じゃない?なにか覗いてたのかしら?

長谷部(坂井真紀)*301号住人『言えなかったのよ…怖くて』

やまこ
やまこ
長谷部を形成するのは『選挙・決行・ベランダから煙・ねこ・噂話・NO SIGNAL・マンション1のお喋りおばさん』という言葉たち。

詮索好きなお喋りおばさんらしいけど、『選挙』と『決行』って言葉が不穏よね…。

沼田(袴田吉彦) *303号住人『君も見たのかい?』

りと
りと
沼田には『事故物件・ラップ現象・不眠・ボストンバッグ』の言葉。

早く引越ししたがってるらしいけど…そりゃ事故物件だなんて一刻も早く出て行きたいだろうな。

島崎(染谷将太) *302号住人『そんな偶然ないよね』

やまこ
やまこ
島崎には不思議な式まである『ガチャガチャ・置き配希望・壁に写真・盗聴・ベランダでたばこ・七三分け・PT+SW=OC』という言葉たち。

怪しさいっぱいの彼の『壁に写真』と『盗聴』の組み合わせ、これって…。

寺田(菊地凛子) *警視庁捜査官『油断せず警戒して』

りと
りと
寺田を形成するのは『全身黒づくめ・高いヒール・厳戒態勢・謎のファイル・定期連絡は電話必須』。

警視庁だなんて大きな組織が追う事件っていったい何なのかしら…?

荒川(田中 圭) *自称小説家の配送員『信じがたい事ってのもあるんだよ』

やまこ
やまこ
荒川には『ストーカー・強靭な筋肉・例えるなら寿司屋シリーズ・怪奇現象・急なダメ出し・お断り』などの言葉が。

気のいいお兄さんかと思いきや、結構不穏な言葉が並んでて怖いかも。

見れば見るほど怪しい人が増えていくような言葉が各キャラクターに並んでいますね。

事故物件というのはラップ音が鳴る沼田の303号室の事ではないでしょうか。部屋のそこかしこから音が鳴るだなんて、1日でも早く引越ししたくもなるでしょう。

そして気になるのが荒川に付随されている『ストーカー』という単語。予告に挟まれる血まみれで倒れている女性は、もしかして荒川の被害者なのでしょうか?

最初から怪しさ満点の島崎には『壁の写真』と『盗聴』など気になる単語がたくさん書き込まれていました。これらの単語は島崎を犯罪者として怪しくも見せますが、しかし警察の潜入捜査・公安警察としての動きとも見られるような気がします。

お喋りおばさんの長谷部の『政治』と『決行』という単語は、予告編の中で流れるニュースにて『選挙前の総理大臣王演説についての警護体制強化』との言葉が流れていたことと何か関係があるのでしょうか。もしかしたら長谷部は、実在の事件でもあるテロ行為でも企んでいるのでは…なんて穿った見方もしてしまいます。

これらの情報を公開している映画【あの人が消えた】ですが、果たしてその結末犯人とはいったい誰なんでしょうか?

 

映画【あの人が消えた】の結末と犯人を大予想!

原作のない映画【あの人が消えた】のネタバレを掴むことは難しいので、予告動画とキャラクターの設定から結末を予想してみましょう。

まず、消えた女性というのは小宮で間違いないようです。予告動画では、丸子が『小宮さんは僕に何か言おうとしていた』と消えた小宮を探そうとしますが、荒川はそんな丸子を止めるセリフが聞かれました。引っ越してきたばかりの小宮が姿を消したのは、『次々に人が消える』というクレマチス多摩の噂に関係しているのでしょうか。

また、事故物件となった部屋は沼田が住んでいる303号室のようですね。ラップ音が鳴っているという事ですので、予告動画で倒れていた血まみれの女性は303号室で殺されていたと仮定しましょう。ただ、ボストンバッグ2個というのは謎ですね。引っ越し荷物がこれだけでは少なすぎますし、その中身も気になるところです。

そして、お喋りおばさんというキャラ設定に似合わぬ『政治・決行』というワードを背負う長谷部は一体何者なのでしょう。このワードだ予告動画の『総理が応援演説』という言葉に繋がるのであれば長谷部はテロリスト、もしくはテロ行為を画策している人を知っているのかもしれません。そんな彼女を監視しているのが警視庁だと考えられないでしょうか?

最初から危険人物として登場している島崎ですが、壁に貼られた写真と盗聴というワードは、ストーカー以外にも警察が潜入捜査していると仮定しても同じワードが並びますよね。島崎は犯人なのかそれとも警察なのか、目撃情報の『血まみれの服を着ていた』というのが島崎で間違いないのかもポイントとなっているように思います。

こういった点から【あの人が消えた】の結末について、2つ予想してみました。

1:荒川はクレマチス多摩でストーカー殺人を起こした挙句、今も配達員として様子を伺いながら次の被害者を物色しているのではないか?

荒川は、自称小説家を名乗っていれば話のネタを集めていても不審ではない、それを逆手にとってクレマチス多摩の様子を伺っていたのではないでしょうか?

そんなところに丸子からWEB小説『スパイ転生』の作者・小宮の話を聞いた荒川は、自分がクレマチスを探っている事を知られたと思い彼女をさらった、と考えると荒川が【あの日が消えた】の犯人なのかもしれません。

やまこ
やまこ
そう考えると、小宮のキーワード『双眼鏡』は、彼女が荒川を疑ってその動向を探っていたのかもしれないね。

『スパイ転生』の作者としては、作家としての探求心もあっただろうし…。

2:島崎はテロリストを監視するためにクレマチス多摩に潜伏し、警視庁の寺田と密に連絡を取っているのではないか?

島崎を警察官だと仮定する理由は、彼を構成するワードに『壁に写真・盗聴』以外にも『ベランダでたばこ』『七三分け』があるからです。

島崎の部屋は長谷部・301号室と沼田・303号室の間の302号室ですから、喫煙を装ってベランダに出れば両隣の様子を伺うことが可能でしょう。もしかすると島崎は、テロ行為だけでなく過去の殺人事件についても捜査しているのかもしれません。

やまこ
やまこ
最初から怪しい人が最後まで怪しい場合のミステリーって、そのキャラクターが主役だったり割と主軸のポジションにいる事が多いと思うんだよね。

そう考えると【あの人が消えた】ではもっと島崎役の染谷将太さんのインタビューが多く見られそうなもんなのに、ポスターも対談も高橋さんと田中さんが中心になってるもんね。

やっぱり犯人は荒川の線が濃い気がする…。

以上2つの予想を立ててみましたが、正直、荒川と島崎のポジションが反対でも物語は成り立つでしょう。

しかし、高橋さん演じる丸子が潜入した先の部屋で『どうしてあなたがここに?』というセリフが予告で流れる事が気になるのです。思いがけない人が部屋にいたと考えると、島崎よりは荒川の方がインパクトがある気がしませんか?

丸子が遭遇したのが小宮のために潜入した島崎の部屋なのか、それともまた別の部屋の事なのか…分からないことだらけではありますが、タイトルの『あの人』が誰の事を指すのかも含めて結末がとっても気になる映画、【あの人が消えた】の公開を待つばかりです!

 

まとめ

映画【あの人が消えた】は原作がなく、脚本は監督の水野裕さんが書かれているため簡単にネタバレを拾うことが出来ません。

また【あの人が消えた】の完成上映会は2024年9月4日、水野さんの原作を古川春秋さんが書いた小説も翌日の9月5日発売との事で、現状(2024年8月23日現在)では結末や犯人を知る事は難しいでしょう。

先読み不可能というキャッチコピーに偽りなく、ネタバレ不可の映画として公開される【あの人が消えた】ですから、いっそのこと鑑賞前に結末や犯人を予想してから観に行くのも楽しいかもしれませんね。

キャラクターの設定や予告動画から自分なりに結末を考察をしたり、高橋文哉さんと田中圭さんの再共演などキャスト陣の関係値を調べてみるのも【あの人が消えた】への期待を高める事になるでしょう。

今作には、染谷将太さん菊地凛子さんもご夫妻で出演されています。それぞれのキャラクターが作中で絡むかどうかは不明ですが、演技派のお二人ですから是非掛け合いがあると良いなと期待する方もきっと多い。

映画【あの人が消えた】は2024年9月20日公開です。新鮮な気持ちで観たいという方は、ネタバレを踏む前に早めの鑑賞をおすすめします!

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