エゴイスト(映画)実話どこまで?高山真wikiプロフィールや龍太の死因についても調査

映画『エゴイスト』が2023年2月10日(金)に公開されることに先駆け、この映画は著者でエッセイストの高山真(たかやま まこと)氏の実話であるということで話題になっています。
それに伴い物語のラストが龍太の死であることで、死因はなんだったのかなど話題が尽きません。
この記事では、映画の著者・エッセイスト高山真氏の実話といわれる映画『エゴイスト』について
- 映画が実話は本当か?
- 龍太の死因はなんだったのか?
- 映画を見た人の感想
などの情報を調査していきます!
Contents
映画『エゴイスト』は原作者の実話なの?
来年のエゴイストは気になる
最近亡くなった方の実話が小説なってて
実写するから、、、やばい pic.twitter.com/Y3uvEgzNHx— 太陽☀️1月8日AVALON (@priapos_taiyo) November 18, 2022
映画『エゴイスト』 の著者は、2020年に亡くなったエッセイスト・高山真氏の作品です。
雑誌編集者でもあった高山真氏ですが、小説・エゴイストを執筆したときは著者名として「浅田マコト」で出していました。
それを、映画化するにあたって高山真の実名で出版が決定したのです。
エッセイストの高山真氏について、プロフィールからエゴイストは自伝なのか?
この小説で高山真氏が伝えたかったことは何かを深堀していきます。
エゴイストの著者・高山真wikiプロフィール公開
【文庫】『#エゴイスト』(#高山真)映画帯で再入荷してます。
「高山真様。あなたを探す旅を通して私は、すでにあなたを他人とは思えないほど敬愛している」(#鈴木亮平、あとがきより)高山真が残したたった一冊の自伝的小説。2月10日より公開#小学館文庫 pic.twitter.com/Lq8r5gS9yH— オリオン書房 ノルテ店 (@Orion_Norte) January 13, 2023
高山真氏のプロフィールを見てみましょう。
・名前;高山真(たかやま まこと)
・生年月日:1970年(月日は不明)
・出身大学:東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業
・職業:有名雑誌編集者、エッセイスト
・好きなスポーツ:フィギュアスケート
エゴイストの最初の出版時の名前「浅田マコト」は、フィギュアスケートの浅田真央さんの苗字を拝借したそうです。
高山真氏の主な出版作品を見てみましょう。
エゴイスト | 2022年8月5日販売(小学館) |
羽生結弦は捧げていく | 2019年2月15日販売(集英社) |
『羽生結弦は助走しない』~羽生結弦を語り足りない~ | 2018年2月9日販売(集英社) |
羽生結弦は助走しない 誰も書かなかったフィギュアの世界 | 2018年1月19日販売(集英社) |
恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ | 2016年4月1日販売(小学館) |
事実上、エゴイストが高山真氏の遺した最後の出版作品になりました。
エゴイストの原作は自伝的小説?
ちなみにこちらの作品も購入。
高山真さんの『エゴイスト』。映画の前に読めるかな。時間あるかなぁ〜。
まあ、映画は観に行きます。てか、私にとってエゴイストと言ったらプラチナム(笑)
懐かしいなぁ。 pic.twitter.com/jvaa1Ijs1Q— 丸山 麿(maro maruyama) (@maro_fashion358) January 16, 2023
高山真氏の小説をあまり知らない人は、物語に出てくるゲイはあくまでこの物語の登場人物だと思っていた人もいるのではないでしょうか?
実は私もその一人。
しかし、映画の公開に伴って興味深くテレビの情報や情報サイトを見ていると「自伝的小説」とあるので、「ん?自伝的?」と思いました。
よくよく調べてみると、高山真氏自身がゲイであることが分かったのですね。
高山真氏の10年来のご友人が高山氏から「小説を書いてみたのだけれど」と聞かされ、ご友人は仕事帰りに本屋で購入したのが「エゴイスト」だったそうです。
そして、「エゴイスト」の単行本を買ったその日に最後まで読み終えてしまったといいます。
ご友人曰く
- 高山真氏から付き合っていた彼の話などよく聞かされていた
- そして小説に書いている内容は高山真氏のほぼ実体験である
高山真氏とご友人のこのようなエピソードが分かりました。
高山真が伝えたかったこと
東京国際映画祭での初見以来、二回目の『エゴイスト』を観るまでの間に高山真氏の原作を読み、松永監督の手で映画として形作られる段階で、何が削ぎ落とされ何が残ったかが朧げながら掴めてきた気がしてる。鈴木亮平さんによるあとがきが素晴らしいので、大げさじゃなく全人類に読んで欲しい。 pic.twitter.com/Qhe5fgys5Q
— sail (@hysknttnkk) January 20, 2023
エゴイストは、同性愛者の2人の限りない愛を描いた作品です。
著者である高山真氏も自らが同性愛者であったことから、ほぼ実体験を書き記した作品になりました。
事実上、高山真氏の生涯で最後の作品となった訳ですが、彼はこれを書くことで読む人に何を伝えたかったのか?
ゲイであるために子どもの頃から周りに下げ済まされ、人を憎んで生きてきた浩輔。
一番守って欲しかった母親は癌で、浩輔が14歳のときに他界。
自分の身は自分で守る術が、嫌でも身に付いた浩輔は大学進学を機に東京へ。
そこで出会った自分と同じゲイの龍太と、恋に落ちるのに時間は掛からなかった。
龍太の母もまた癌に侵されていることから、自分と境遇が似ている龍太にますますのめり込む浩輔。
龍太や龍太の母にこの上ない愛を注ぎ、経済的援助もしたが、やがて愛する龍太の死を知る。
龍太の母からも「もうお金は貰わない」といわれ、自分がしてきたことは愛ではなく単なるエゴだったのかと苦悩する。
浩輔にはもう愛が何なのか分からなくなっていた。
「愛はエゴなのか、エゴが愛なのか」で、賛否両論あった『エゴイスト』でした。
高山真氏が伝えたかったことも、正にそれだったかも知れません。
浩輔は純粋に龍太を愛し、龍太の母を大事に思っていました。
経済的援助も行き過ぎたかも知れませんが、それも愛していたからこそです。
でも、浩輔は「見返り」は期待していなくて「困ったことは何でもしてあげたい」純粋にそれだけだったと思います。
私は「見返り」を期待して援助するのは「エゴ」だと思いますが、浩輔のは純粋に愛だったと感じるのです。
「してあげたんだから、あなたもこうしてよ。頂戴よ」っていうのは、浩輔にはなかったと思います。
逆に愛情を持って「何から何までしてあげる」は、自己満足かも知れないけど「それのどこが悪いの?」と思ってしまうのですが、みなさんはどうお感じになるでしょうか?
映画『エゴイスト』龍太はなぜ死んだ?死因を調査
『エゴイスト』(2/10) 試写
過去に母を亡くし、今は都会で働く(比較的経済的に裕福である)ゲイ男性が、ある日シングルマザーである母をケアしながら生計を立てている年下の男性と出会い、恋に落ちることからストーリーが展開していく。ロマンス(のみ)を映したわけではない、自伝的小説を元にした人 pic.twitter.com/k5fFXRea6y— (@freedom_ga_suki) January 21, 2023
ずっとうまくいっていた浩輔と龍太の関係は、龍太の死によって突然終わりを告げます。
若い身空でその生涯を閉じなければいけなかった龍太の死因は一体なんだったのでしょうか?
布団の中で静かに逝った龍太の死因は?
#映画エゴイスト 公開に向けて取材していただきました。
#エゴイスト @egoist_movie https://t.co/4sGkbCCW6h— 宮沢氷魚オフィシャル (@MiyazawaHio) January 24, 2023
龍太は「ゲイを売る」つまり男に身体を売る仕事をしていました。
病魔に侵されていた母との入院費や治療費、生活を支えるためです。
浩輔は「俺がお前の専属の客になってやる」と、毎月10万で龍太を買うことで龍太にその仕事を辞めさせたのです。
龍太はその後、工事現場の仕事が決まり「これで母にも言える」と喜んでいました。
しばらく何事もなく浩輔との関係も順調で、翌日浩輔と会う約束をしていた龍太は約束の当日亡くなったのです。
物語では龍太の死因について病名など、はっきりしたことは分かっていません。
ただ浩輔には思い当たる節があったのです。
龍太の死には予兆があった!浩輔が気付いていた龍太の不調
映画「エゴイスト」2/10公開に向けてインタビューして頂きました。#エゴイスト #映画エゴイスト #宮沢氷魚 @egoist_movie https://t.co/nTaKqqKECm
— 宮沢氷魚オフィシャル (@MiyazawaHio) January 23, 2023
浩輔が龍太の死について「もしかしたら」と龍太の死の予兆とも取れる節がありました。
・龍太の目の周りにクマができていたこと
・浩輔の部屋に来ても10分で眠り込んでしまったこと
・車の助手席で伸びをした龍太の顔が歪んでいたこと
こうした龍太の様子は、これまでの龍太にはなかったことだったのです。
そのため浩輔は、自分が龍太にゲイを売る仕事を辞めさせ龍太の生活を一変させたことが原因だったのかもと思い、愕然とします。
急に環境が変わり、工事現場という過酷な肉体労働が祟ったのかも知れないですね。
映画『エゴイスト』の原作を見た人の感想は?
2月10日公開の「エゴイスト」のムビチケも購入
本当に楽しみ pic.twitter.com/1Pjq4nTqAD— kk (@kk12270221) January 24, 2023
『エゴイスト』読んで吹っ切れてきた。
無意味でも傷ついても、自分のエゴイズムのままに恋し続けてもいいよな。
相手の生活を壊さなければ。
虚無のまま頭だけ抱えてるよりは、好きな人の笑顔思い浮かべながら号泣してる方がマシ。
それで仕事で失敗したって今は失うもんないし。— 無害 (@konmoririn) January 24, 2023
184頁の中身は濃密で偽りのない愛と真心で溢れていた。愛は身勝手で利己主義的なものかもしれないけど血縁や性別関係なく人を大切に思い行動できる素晴らしさは純愛そのもの。
著者が映画化の報せを受ける前にお亡くなりにになっている事を主演の鈴木亮平さんのあとがきで知り胸が詰まる。#エゴイスト pic.twitter.com/1LiVPFyxam— 椎名 (@__140617__) January 20, 2023
大学生の姪と #エゴイスト の舞台挨拶に行ってきました!氷魚くんの綺麗さに見惚れ、ドリアンさんのお化粧と衣装に感激し、松永監督のデカさに驚いてました😂何より本編の亮平さんの悲しみを堪えきれない演技に心を動かされ、柄本さん、阿川さんの台詞にぐっと来てポケットティッシュ1袋使い切ってた✨ pic.twitter.com/pYl4s4ffRC
— まりりんg🔫ヤブガラシ🌿🐳🐬 (@marilynepet) January 19, 2023
涙なくしては見られなかった人も多かったことと思います。
そして誰もが、「愛する」ということを考えさせられた時間だったでしょう。
その他の口コミでも、いろいろな感想が出ていましたよ。
LGBTQを丁寧に作り上げた作品。
鈴木亮平さんの演技に期待して観に行った。勿論素晴らしかったが、宮沢氷魚さんの演技も素晴らしく、役者さんって凄いなあと実感。(引用元: https://filmarks.com/)
他者に与えることで充足感を得るエゴもあれば、自分がかわいいエゴもある。エゴの形もいろいろあるのだな、と気付かされました。(引用元: https://filmarks.com/)
鈴木亮平さんの演技に感服した人も多かったようですね。
私も、彼の演技は役者の領域を超えているという気がしています。
なんていうか、「演じているんじゃなくてその役の人になっている」という気がするんですよね。
鈴木亮平さんは、映画の中では鈴木亮平でなくずっと齊藤浩輔でした。
映画『エゴイスト』のまとめ
エゴイストのムビチケが届いた🥰
会社帰りとかタイミングあったら行こう☺️ pic.twitter.com/AcjH4XOsxK— Ren☀🌻🐺🐰 (@araram48149376) January 24, 2023
映画『エゴイスト』は、「実話を書いた?」と思えるほど、限りなく著者・ 高山真の物語だったかも知れませんね。
龍太の死因や、浩輔の「愛」について苦悩する姿も心に残る映画です。
今回は、映画『エゴイスト』は高山真の実話だったのか?
龍太の死因はなんだったのか?について調査してみました。
これから映画を観に行く人は、ハンカチを忘れずに!
エゴイストのあらすじネタバレが気になる方は、こちらから詳しくご覧いただけます!
