うまれる映画のイジメの結末は?ネタバレでラストは母親が復讐するのか調査
2023年6月23日公開の映画『うまれる』は、約30分ほどの短編映画となります。
今、この映画が大変な反響を呼んでいるのです。
我が子をいじめによって失ってしまうという子を持つ母親には、非常に悲しくて辛い映画になっています。
一体、どのような内容なのでしょうか?
その内容をネタバレ覚悟であらすじを紹介しましょう。
一番気になる結末がどのようになっているのか?
映画のラストが気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、映画『うまれる』のあらすじをネタバレで、結末・ラストの展開も探っていきたいと思います。
Contents
うまれる映画のネタバレあらすじは?
出典元:https://moviewalker.jp/mv81664/gallery/2/
早速ですが、この映画『うまれる』の大まかなあらすじをご紹介します。
床屋を経営し毎日を忙しく働く安川良子。
彼女には、小学5年生の一人娘・裕美がいた。
裕美の髪は生まれながらの天然パーマだった。
くるくるヘアーの女の子は可愛いと思えるが、実は裕美は
この天然パーマが原因で、学校でいじめにあっていたのである。
母親の良子はこの事実を知っていたが、実際は何もしてあげられずにいたのだ。
そんなある日、娘の裕美が崖から転落死してしまうという衝撃的な
事件が起きる。
兼ねてからいじめを知っていた母親、良子は娘が死んだのはいじめが原因だと訴える。
しかし、学校にも他生徒の親にも誰も良子の訴えは聞き入れてもらえなかった。
そんな中、娘の裕美の死の真相が明らかになったのだ。
その真相とは、「自殺教唆」「殺人未遂」
この驚愕の事実を知った良子は・・・。
つまり、いじめが原因だということは本当だったということになりますね。
自殺教唆って?ほんとうに殺人未遂なの?
ここで難しい言葉が出てきましたが、まず「自殺教唆(じさつきょうさ)」とは、
「教唆(きょうさ)」の意味は、「おだててそそのかす」が意味になります。
法律で、犯罪を行おうと思うように他人にしむけるということです。(Googleから引用)
ここに出てくる死の真相が「自殺教唆」「殺人未遂」とは、自殺するんだとしむけられたことにより、本人が自死しています。
よって、そそのかした方は直接死に手を加えていないので殺人未遂ということになるのでしょう。
これは、母親の心境としては「殺人未遂」では納得がいかないかもしれません。
死は、本人の手によるものであってもそう仕向けた人間は殺したことにならないのか?
母親としては「そう仕向けたのはお前らの子供だろうが」といいたいわけです。
しかし、ここまでくると感情論になってしまうので、法律ではあくまで「仕向けたが直接は何もしていない=殺人未遂」と処理されるのでしょう。
このあたりが、感情のある人間と感情のない法律の狭間で難しい問題になります。
感情のない法律といいましたが、その法律を用いて裁いているのは感情のある人間です。
だからこそ、難しい問題になっていくのでしょう。
実際、この事実によって母親・良子はどのような行動に出るのでしょうか。
口コミから読み解く映画の中身
ここでは、映画『うまれる』の内容がどのようなものなのか?
観る人に何を伝えようとしているのか?
映画を観た人の感想や口コミを読んで、この映画の特色などを探り出してみようと思います。
きっと、この映画を観終わったあと、「自分は子どもとちゃんと向き合っているだろうか」と考えさせられるかもしれませんね。
やっぱりいい映画っていうのは、多くを語らず観ている人に考えてもらうという手法を取ってる気がします。
是枝監督の映画がそうであるように、多くを語らない映画は長く人気が続いてる気がします。
このほかにも、
イジメを阻止してくれる気の利いた先生も、友だちも結局どこにもいなくて、イジメられた子どもは必死に耐えるだけ。その子どものことを思うと、本当にやるせない気持ちでいっぱいになる。この無念な気持ちをどこに置けばいいのか、ずっと分からないでいた。
引用元:https://filmarks.com/movies/109648/reviews/154218581
最初見た時の衝撃。あまり前情報無しで見た方が楽しめるかも。
役者さん発信で監督にオファーがありこの企画が作られたそうで、それが劇場公開になるなんて素敵。なので役者さんの演技も見どころです。
引用元:https://filmarks.com/movies/109648/reviews/154218581
この映画が、命について考える一つの機会になればという想いは唯一、映画から伝わってくる気がします。
結末ラストは母親が復讐するの?
出典元:https://natalie.mu/eiga/news/522766
いじめによって娘が自ら命を絶ったとわかったとき、母親はどのような行動に出るのでしょうか?
私だったらとても正気ではいられない気がします。
今回の映画『うまれる』でも、ポスターの写真が血だらけの母親の顔がアップです。
出典元:https://moviewalker.jp/mv81664/gallery/10/
これは、母親の復讐を想像してしまいます。恐ろしい結末になっているのでは?と想像を掻き立てられるのではないでしょうか。
結末は美しく感動的?
このツイートにあるように、映画のラストが「限りなく美しく感動的」とあります。
ポスターの写真を見る限り、とてもそのような感動的な場面があるとは想像できません。
大どんでん返しということでしょうか。
感動的な場面があるとしたら、どのような展開を想像しますか?
和解できるにしても、相当な時間が必要だと思います。
そう簡単には人間気持ちを切り替えられないと思うのです。
もっともその辺は映画ですから、時間の経過はなんとでも作れると思います。
しかし、それを30分の短編映画で観ている人が納得のいく和解になるのか?ですよね。
やはり結末は復讐?
上のツイートをよく見ていただきたい。
「いじめで死んでしまった娘の復讐を遂げる話」とありますね。
「復讐を遂げる」と言い切っております。
そういえば、予告編の画像でも母親が血みどろの顔で天を仰いで泣き叫ぶシーンがありました。
出典元:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/522766/2050379
しかも、ここ教室ですよ。
とてもこれで和解できるとは思えませんね。
それともこれは回想シーンになるのか?
殺してやりたいほど怒りが込み上げて、「どうしてくれよう」と、母親の頭の中で何度も復讐する場面が頭を巡らしているとか。
それならちょっと和解シーンもあり得る気がしてきますね。
映画は「命」がテーマ
出典元:https://moviewalker.jp/mv81664/gallery/9/
今回の映画『うまれる』は、「命」がテーマになっていると思います。
物語自体は衝撃的な結末で終わるのかもしれませんが、見た人は一様に「自分の子供だったら」と考える人は多かったようです。
しかし、自分だったらどうするかの答えはもしかしたら誰にも出ていないかもしれません。
たとえ、答えが出たとしても実際にその当事者になったときに同じことができるかでしょう。
そういったことも踏まえてこの映画を観て、自分なりの答えを模索してみてもいいかもしれません。
うまれるのまとめ
今回は映画『うまれる』について、ネタバレで大まかなあらすじを紹介しました。
いじめが原因で一人娘を亡くしてしまう、悲痛の母親を中心にかなり衝撃的な内容が展開される映画になっているでしょう。
そうなるとどうしても気になるのが、結末がどうなるのか?です。
ラストがどのように迎えるのか?を、口コミなどからも探ってみました。
それでわかったことは、今回の映画『うまれる』は、ネタバレしてしまうのはしょうがないとして、あらすじだけでも子を持つ親であれば誰もが身につまされる内容だと思われます。
そして、まだ見ぬ結末についても、映画を観る前からなんなら映画を観ている間にもラストがどうなっていくのか、考えてしまいそうです。
2023年6月23日に全容が明らかになります。