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市子(映画)は実話なの?壮絶な過去やラスト結末をネタバレで紹介

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この記事では、杉咲花さん主演で12月8日に公開された社会派ミステリー映画「市子」について紹介しています。

無戸籍児として、壮絶な過去を強かに生き抜いてきた川辺市子。

あまりにリアリティのある生き方に、実話なのか?という疑問も浮かびます。

あるきっかけから突然姿を消した彼女の真実が、友人や同級生の証言を通じて少しずつ明らかにされていきます。

思わず固唾を飲む展開からの怒涛の結末へ一気に引き込まれます。

市子は一体何を思い、どこへ消えたのでしょうか?

ネタバレ覚悟でラストまでご覧ください。

「市子(映画)は実話なの?壮絶な過去やラスト結末をネタバレで紹介」と題して記事をお届けします!

 

映画「市子」は実話なの?

映画「市子」は、無戸籍児問題(離婚後300日問題)という現実的にも深刻な社会問題をベースに創作されたストーリーで、実話ではありません。

そのため、主人公の川辺市子に特定のモデルはいませんが、市子と同じ困難を抱える人は全国に数千人単位で存在しています。

しかし、残念ながらその人たちの実情や苦しみは、当事者たち以外には広く知られているとは言えません。

この問題を広く知っていただくためにも、まずは「市子」のストーリーをご覧ください。

 

映画「市子」のあらすじ紹介

市子のあらすじについてご紹介していきます。

 

市子の失踪

物語は2015年8月、川辺市子は同棲相手の長谷川義則からプロポーズを受けたところから始まります。

喜ぶ市子でしたが、その翌日、何も言わず忽然と失踪しました。

呆然とする義則の元を後藤という刑事が訪れ、山中で発見された白骨遺体の捜査のために市子を探していると告げます。

義則は警察に市子の失踪届を出したものの、この女性は存在しないと言われ、自ら市子の捜索を始めます。

そして義則は、これまで市子と関わりがあった友人や同級生から、子供の頃の市子は違う名前を名乗っていたという、思いもよらぬ事実を知ることになります。

市子とは、本当は一体誰なのでしょうか。そして白骨遺体とはどういう関係があるのでしょうか?

 

戸籍を持たない市子

1987年、大阪に生まれた川辺市子。市子の母、川辺なつみをDVで苦しめていた夫は市子が生まれた時にはすでに失踪していました。

民法には、離婚後300日以内に出生した子の父親は前の夫とされるという規定があります。

なつみは戸籍に父の名を残すことで関わりを持つのを嫌い、市子を無戸籍児として育てる道を選んでしまいます。

つまり「市子」という人間がこの世の中に存在しないことにされてしまったのです。

このままでは、市子は学校に通ったり、病院へかかることもできません。

(なお、2024年4月にこの規定が改正され、以後は母親が再婚している場合は、そのような子供も今の夫を父親として戸籍に記載されることが決まっています。)

 

「月子」へなりすます

その後なつみは再婚し、3歳離れた「月子」という妹が産まれました。

しかしなつみは再び離婚し、母娘3人での貧しい暮らしが続きます。

月子は無戸籍児ではありませんでしたが、幼い頃から筋ジストロフィーという全身の筋肉が衰弱していく難病を患っており、ほとんど外出もできません。

市子は無戸籍児のため小学校へは通えなかったのですが、なつみは市子に「月子」を名乗らせて、実際の年齢よりも3歳も下の学年から小学校へ通わせます。

この時から、市子は「月子」になりすまして生きていくことになったのでした。

失踪した市子を探す長谷川

一方、突然市子を失った義則は、自分が市子の過去を全く知らなかったことに愕然としながらも、刑事の後藤に協力して市子の捜索を始めます。

後藤の目的は白骨遺体の謎を追うためですが、義則は純粋に市子とまた会いたい、市子を取り戻したいという気持ちからの行動でした。

義則と後藤は市子の過去の勤め先や友人を通じて調査を進め、市子の高校の同級生の北と接触します。

北は高校時代の市子へつきまとっていた男ですが、その時に過去にある秘密を市子と共有していたのです。

その頃、姿を消していた市子も北の元を訪ねていました。

市子は北を巻き込み、物語は一気にクライマックスへと展開していきます。

ラストシーンで、海辺の道をひとり歩く市子。

彼女は一体何を思い、どこへ向かっていったのでしょうか。

キャスト登場人物の紹介

「無戸籍児」として過酷な運命に翻弄されながらも懸命に生きる市子を演じるのは、一昨年放送されたNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」でも主演を務めた杉咲花さん。

2006年から子役として活動し、近年は若手きっての実力派として、映画、TVで主演作が相次いでいます。

憑依型女優として知られる杉崎さんの演技に目が離せません。

市子と3年間一緒に暮らした恋人、長谷川義則を演じるのは若葉竜也さん。

幅広い演技力に定評がある、新進気鋭のバイプレイヤーとして数多くの作品に出演しています。

杉咲さんとはNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」などでも共演しています。

他のキャストには、森永悠希さん、渡辺大知さん、宇野祥平さん、中村ゆりさん、倉悠貴さん、中田青渚さん、石川瑠華さん、大浦千佳さんなどが名を連ねています。

監督は劇団チーズtheaterを主催する戸田彬弘さんが務めました。

実は、この作品は、2018年に劇団チーズtheaterの旗揚げ公演作品として上演された、『川辺市子のために』が原作となっています。

それを自ら映画向けに再構築し、舞台の熱量そのままにスクリーンへ焼き付けています。

今年度の邦画屈指の傑作とも言われる社会派ミステリー映画「市子」、あなたもぜひご覧いただき、市子の真実を見届けてください!

 

まとめ

「市子(映画)は実話なの?壮絶な過去やラスト結末をネタバレで紹介」をお届けしました!

市子は実話ではなく映画の中だけの存在でしたが、その壮絶な過去には思わず目を背けたくなることの連続でした。

市子自身は実在はしていないものの、この時代において現在もこの無戸籍児問題は存在します。

それぞれの市子の結末が報われるものであってほしいと願ってやみません。

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